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こんにちは、いのりです。
アクアリウム用の低床材として定番のソイル。
いろいろなメーカーから発売されていますが、数あるソイルのなかでも特に高機能なソイルが「ブルカミアD」。
ろ過能力と水質安定能力がバツグンに良いソイルで、水槽の維持がとても楽になると人気です。
この記事では、そんな超高機能ソイル「ブルカミアD」の特徴やおすすめポイント、使用時の注意点などをご紹介していきます。
使い方にちょっと注意が必要なのですが、水換えの頻度をぐっと抑えられる、素晴らしいソイルですよ。
ブルカミアDの特徴
「ブルカミアD」の主な特徴は
- pHを弱酸性にする
- 底面フィルターと組み合わせることが必要
- 流木からでるアクを吸着してくれる
- 透明度が高い水になる
- 水質が長期間安定しやすい
- 水槽のにおいがおさえられる
の6つです。
ブルカミアDの最大の特徴は水質が長期間安定しやすいことです。
その理由は、高い吸着効果とろ過能力。
底面フィルターと組み合わせて使うことで、ソイルそのものが吸着だけでなくろ過材として働いてくれるようになります。
この効果は非常に高く、上手に使うことで透明度が高く、安定した水質を長期間にわたって維持することが可能に。
ブルカミアDは、非常にメリットの多いソイルなんです。
なお、ブルカミアには弱酸性になる「ブルカミアD」と、弱アルカリ性になる「ブルカミアG」の2種類があります。
飼育する生体によって使い分けが必要ですので、間違えないように気を付けてくださいね。
どちらもpHの値以外の効果はほとんど同じです。
では、そんなブルカミアDの特徴のなかでも、特におすすめのポイントをご紹介していきますね。
ブルカミアDのおすすめポイント
「ブルカミアD」で特におすすめしたいポイントは
- 水換えの頻度が減る
- 水槽の立ち上がりが早い
- 水草水槽にも使用できる
この3つです。
順にみていきましょう。
水換えの頻度が減る
ブルカミアDで私が一番おすすめしたいポイントは、水換えの頻度を減らせることです。
その理由として挙げられるのは
- ブルカミアがろ材になる
- 水質を安定させる能力が高い
この2つ。
ブルカミアDは底面フィルターと組み合わせて使うことが基本です。
そのため、ブルカミアそのものがろ材として働いてくれます。
さらに、pHを安定させる能力が高く、長期間にわたって水質を安定しやすいです。
この2点から、水換えの頻度をぐっと減らして水槽を維持することができるんです。
メーカーによると、条件にもよっては1年~2年ほど水換えせずに飼育することも可能とのこと。
水換えなどのメンテナンスが手間に感じる方にとってはかなりおすすめなソイルですね。
水槽の立ち上がりが早い
ブルカミアDは水槽のセット初期の立ち上がりも早いです。
ろ過能力や吸着力が高く、セット後半日から1日ほどで透明な水に。
初心者さんが失敗しやすい立ち上げ初期を、比較的安定してクリアできるのは嬉しいですよね。
水草水槽にも使用できる
ブルカミアDは水草の育成にも対応しています。
強力なろ過能力や水質安定能力で、熱帯魚飼育に非常におすすめのブルカミアDですが、水草の育成も問題なく行うことができます。
通常、底面フィルターと水草水槽は相性があまり良くないといわれますが、ブルカミアの場合は意外とうまくいくんですよね。
ただし、肥料分をたっぷり含んでいる栄養系ソイルと比べると、肥料成分は控えめ。
たくさん水草を植えていて、肥料がちょっと足りないな、という時はあわせて肥料も使用するのが良いですね。
ブルカミアDの注意点
「ブルカミアD」を使うときの注意点は
- 底面フィルターが必須
- 厚く敷く必要がある
- 弱アルカリ性を好む生体には不向き
- 金魚やコイ、ナマズなどを飼うときは要注意
- 価格が高め
この5点です。
底面フィルターが必須
ブルカミアDは底面フィルターと組み合わせることで力を発揮します。
そのため、底面フィルターは必須です。
さらに底面フィルター内にしっかり水を循環させるために、水中ポンプで動かすことも必要。
ブルカミアDを使うときには、底面フィルターと水中ポンプも用意しないといけないことには注意したいですね。
厚く敷く必要がある
ブルカミアDは、基本的に厚めに敷く必要があります。
底面フィルターと組み合わせて「ろ材」の役割もソイルにしてもらうためです。
きちんとろ過をしてもらうためにもある程度の量がいるんですね。
そのため、ブルカミアDは最低でも5㎝程度の厚みを確保することが推奨されています。
ソイルがたくさん必要になるので、コストは結構かかってしまいます。
弱アルカリ性を好む生体には不向き
ブルカミアDは弱アルカリ性を好む生体の飼育には不向きです。
ブルカミアDは水質を弱酸性で安定させる効果があります。
そのため、グッピーやプラティなど、弱アルカリ性のほうが好きな種類の熱帯魚飼育などには向いていません。
弱アルカリ性を好む生体には「ブルカミアG」のほうをおすすめします。
金魚やコイ、ナマズなどを飼うときは要注意
金魚やコイ、ナマズなどの飼育するときにブルカミアDを使用するのは注意が必要です。
というのも、かれらは地面を掘り返す性質があるんですよね。
地面を掘ることで、ブルカミアの粒が崩れてしまい、ブルカミア自体の寿命が一気に減ってしまいます。
そのため、こういった生体を飼育するときには、ブルカミアの上に玉砂利等を敷き、ソイルを保護してあげると良いですね。
ソイルと砂利が混ざらないように、粗めのネットなどを間に敷いておくのもおすすめです。
価格が高め
ブルカミアDは、ほかのソイルと比べると価格が高め。
初期費用は決して安いとは言えません。
とはいえブルカミアは高機能で、メンテナンスの手間が省かれたり、長持ちするソイルです。
ろ過も兼ねているため、場合によっては他のろ過フィルターが要らなくなることも。
長期的に考えると、ほかのソイルと比べて高いか、というとそうでもなくて。
むしろオトクなケースもあるのでは、と思います。
どちらにせよ、初期費用はちょっと高くなってしまいますので、その点に関しては注意したいところですね。
ブルカミアDは水換えの手間がぐっと減る高機能ソイル
この記事では、「ブルカミアD」の特徴やおすすめのポイント、注意点などをご紹介しました。
ブルカミアDは非常に高価ではありますが、高機能で優秀なソイルです。
特に
- 水換えの頻度が減る
- 水質が長期間安定しやすい
- 水草レイアウトも楽しめる
といった点からおすすめのソイル。
上手に使うと、1年以上にわたって水換えをしなくても維持できることがあるほど。
水槽の維持がとてもしやすく、非常に便利なソイルです。
ただし注意点もいくつかあり、なかでも
- 底面フィルターが必須
- 価格が高め
という2つの点は特に注意したいポイントです。
ブルカミアDは底面フィルターと組み合わせて使うことで、その効果を100%発揮することができます。
そのために底面フィルターや水中ポンプが必要に。
また、ブルカミアDは他のソイルと比べると価格も高めです。
初期費用がほかのアイテムよりもかかってしまうことは気を付けてくださいね。
といっても、メリットもとても多く、コストに見合った仕事をしてくれるのですが。
超高機能なブルカミアDを使って、アクアリウムを手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上、いのりでした。
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