蜜ろうラップの作り方|安全で繰り返し使えるエコなラップ

蜜蝋ラップの作り方

こんにちは、いのりです。

突然ですが、蜜ろうラップというのものをご存知でしょうか。

蜜ろうラップはプラスチックのラップと違い、繰り返し使えるエコなラップ。

近年、プラスチック製品の使用量を減らしていくライフスタイルの意識が高まっていますよね。

その流れから、繰り返し使えるエコなラップである蜜ろうラップも人気が少しずつ出てきています。

そんな蜜ろうラップですが、実は意外とかんたんに手作りすることができるんです。

この記事では、蜜ろうラップの作り方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてハンドメイドに挑戦してみてくださいね。

蜜ろうラップとは

蜜蝋ラップ

蜜ろうラップとはミツバチが巣を作るときに分泌する蜜蝋(みつろう)と布を使って作ったラップです。

市販されているサランラップなどは使い捨てですよね。ですが、蜜ろうラップは1年ほどのあいだ繰り返し使うことができます。

何度も繰り返し使えるので、プラスチックなどの消費量を減らすことができるんです。

また、蜜ろうは抗菌作用のある天然素材。

安全性も問題ありません。

他にも水洗いすることもできるので、汚れても大丈夫なのも嬉しいところ。

エコで安全、繰り返し使えることが注目される理由なんですね。

蜜ろうラップの作り方

蜜蝋

さて、ここからは蜜ろうラップの作り方をみていきましょう。

使う道具

蜜ろうラップを作るときに使う道具は

  • アイロン
  • アイロン台
  • クッキングシート(オーブンシート)
  • 新聞紙
  • ハケ(使い捨てのスプーンなどでも)

です。

他にも重さをはかれるもの(キッチンスケールなど)があると便利ですよ。

材料

蜜ろうラップの材料は

  • 布(10cm×10cm)
  • 蜜ろうワックス(約5g)
  • ホホバオイルかココナッツオイル(約1.5g)
  • 松やに(約5g)

です。

なお、布の大きさや厚みによって材料の分量は調整が必要になりますので注意してくださいね。

布はコットンのものが作りやすくおすすめです。

こだわる方はオーガニックコットンのものをご用意してみても。

作り方

蜜ろうラップの作り方はいくつかありますが、今回は蜜蝋を湯銭して使う方法をご紹介しますね。

では、蜜ろうラップの作り方をみていきましょう。

STEP.1
材料を湯銭して溶かす
まず、蜜ろうワックスと松ヤニ、それからお好みでホホバオイルかココナッツオイルを瓶などの容器に入れます。そして、材料を入れた容器を湯銭し、溶かしていきます。
STEP.2
布を用意する
アイロン台の上に新聞紙を敷きます。その上にクッキングシート(オーブンシート)を敷き、布を広げてのせます。
STEP.3
布に溶かした材料を塗る
溶かした材料を布に塗っていきます。ハケがあると便利ですが、ない場合は使い捨てのスプーンなどでも代用できますよ。
STEP.4
アイロンをかける
材料を塗った布に、クッキングシート(オーブンシート)をかぶせ、アイロンをあてていきます。アイロンの強さは低温か中温くらいが目安ですね。アイロンをあてることで布に蜜ろうなどの材料がしみ込んでいきます。
STEP.5
タイトル5
布の全体に蜜ろうがしみ込んだら、クッキングシート(オーブンシート)を取り、布をはがします。布がさめてしまうとくっついてしまうので、すばやく行いたいところですね。
STEP.5
完成
布をさまして完成です。

とても簡単に作れますよね。

布の大きさは小さめの方が作りやすいです。大きめの布の場合はクッキングシートのスペースなどにも注意してくださいね。

蜜ろうラップの使い方とお手入れ方法

蜜ろうラップの使い方はとても簡単。

手で温めてあげることでやわらかくなり、冷えるとかたまります。

容器のフタをしたい場合は、容器に乗せたあとに手で温めて容器の口にフィットさせるだけです。

また、容器にかぶせて使うだけではなく、何かを包むのにも使えます。

たとえばパンやお菓子、使い切れなかった野菜なんかを包んで保存することも。

ちなみにお手入れ方法ですが、汚れてしまった場合は冷水で洗ってあげてください。

もしも汚れがひどい場合は食器用洗剤とスポンジで優しく洗ってあげると良いですね。

洗った後は風通しの良いところで乾かします。

蜜ろうラップで小さなエコ生活を

エコな暮らし

この記事では蜜ろうラップの作り方についてご紹介しました。

蜜ろうラップは繰り返し使えてエコなラップです。

サランラップの使用量をちょっとだけおさえることができるので、エコな生活を実践するのにぴったりのアイテム。

材料を用意すれば、かんたんに手作りすることができますよ。

ぜひ、お好みの布でハンドメイドに挑戦してみてくださいね。