吸着系ソイルのおすすめ5選|定番やコスパ良しなアイテムなどをご紹介

おすすめの吸着系ソイル

こんにちは、いのりです。

初心者さんから上級者さんまで、幅広く使われる吸着系ソイル。

水質をきれいに保ちやすいことや、水草の育成を手軽に楽しめることから人気ですよね。

吸着系ソイルは、いろいろなメーカーから様々なアイテムが発売されていて、どれを選んで良いのかわからないよ、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、おすすめの吸着系ソイルをご紹介していきます。

使いやすいものやコスパの良いものなどをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

吸着系ソイルとは

ソイルとは、天然の土などを丸い形に焼き固めて作られた低床材です。

主な特徴として

  • 栄養素(肥料分)を含んでいる
  • 汚れやアクなどを吸着する性質がある
  • pHを調整する働きがある
  • 粒が崩れてしまうなど、寿命がある

といった特徴を持っています。

そんなソイルのなかでも

  • 栄養素(肥料分)が少なめ
  • 汚れやアクを吸着する性質を重視

この2つの特性をもつアイテムが、吸着系ソイルと呼ばれています。

肥料分が少なめで、コントロールがしやすいことや、水質をきれいに保ちやすいことなどから、初心者さんでもかんたんに扱うことができます。

水草水槽はもちろんのこと、熱帯魚の飼育などでも使いやすく、定番の低床材のひとつですね。

吸着系ソイルの特徴、メリットとデメリット 吸着系ソイルの特徴とは?メリットやデメリットをご紹介【アクアリウム】

おすすめの吸着系ソイル

さて、今回ご紹介する吸着系ソイルは

  • プラチナソイル
  • ピュアソイル
  • カスタムソイル
  • リーフプロソイル
  • ブルカミアD

の5つ。

どれもユーザーからの評価が高く、よく話題にあがるソイルですね。

それでは順にみていきましょう。

定番の人気ソイル プラチナソイル

まずはじめにご紹介するのは、JUNというメーカーから発売されている「プラチナソイル」です。

プラチナソイルは、吸着系ソイルの定番のひとつで、愛用者が非常に多い人気のアイテム。

吸着効果に優れ、水質を弱酸性に保ってくれます。

プラチナソイルは効果が優れているほか、商品の種類が多いことも嬉しいポイントです。

粒の大きさが通常のノーマルタイプだけでなく、粒が小さめのパウダーや、より細かいスーパーパウダーなど、選択肢が豊富です。

そのため、底の方は通水性の良いノーマルタイプを、表面は見た目の良いパウダータイプを、小さな前景草を植える部分はスーパーパウダーを、といったふうに使い分けることも。

また、商品のサイズも、ちょっと使いに便利な1リットル入りや、お買い得サイズの8リットル入りなどがラインナップされ、用途にあわせて選べるのも良い点ですね。

プラチナソイルは、使いやすく、価格も標準的で、定番のシリーズ。とてもおすすめのソイルですよ。

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入手性抜群 ピュアソイル

次にご紹介するのは、GEX(ジェックス)の「ピュアソイル」です。

ピュアソイルの特徴はなんといっても入手性が良いこと。

ホームセンターなどで取り扱いされていることも多く、手に入れやすさは抜群ですね。

性能も標準的で、クセもすくないので、とりあえず吸着系ソイルを試してみたいな、という方におすすめです。

バランスの良い カスタムソイル

こちらはニッソーの「カスタムソイル」。

カスタムソイルは全体的にバランスの良いソイルです。

吸着効果がしっかり感じられ、粒もしっかり崩れにくい、それでいて価格も標準的。

目立った欠点はなく、安心して使えるソイルですね。

ただ、粒の細かいパウダータイプがラインナップされていない点が弱点といえば弱点でしょうか。

コスパ良し コントロソイル

マーフィードというメーカーから販売されている「コントロソイル」です。

このソイルの特徴はなんといってもコスパの良さ

安価ですが吸着系ソイルとしてのお仕事をしっかりしてくれますよ。

ソイルをたくさん使う方や、コストをおさえたい方におすすめのソイルです。

ちなみに、カラーは黒となっていますが、実際はすこし茶色っぽい感じですね。真っ黒なソイルが良い場合はちょっと気を付けた方が良いかもしれません。

超高機能 ブルカミアD

最後にご紹介するのは、「ブルカミアD」です。

ブルカミアDの特徴は、強力な水質安定力。

吸着能力や水質を安定させる能力に優れていて、長期間水換えなしで水質を維持することができます。

メンテナンスの手間がぐっと減るので、非常におすすめのソイルです。

ただ、効果を引き出す条件として、底面フィルターと組み合わせて使用する必要があります。

また、ほかのソイルと比べると、とても高価なのが気になるところ。

標準的なソイルの倍以上のお値段です。

とはいえ高機能で、換水などのメンテナンスが楽になることを考えると、コストをかける価値は十分にあると思います。

とにかく高性能なソイルが良い方や、メンテナンスを楽にしたい方にイチオシのソイルです。

ちなみに同じシリーズとして、水質を弱アルカリ性にしてくれる「ブルカミアG」も。

こちらはグッピーやプラティ、金魚など弱アルカリ性を好む生体向けです。

購入するときは、DとGを間違えないように気を付けてくださいね。

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水草を多く育てるときは肥料もいっしょに

吸着系ソイルを使用して、水草をたくさん育てるときは、肥料分が不足する可能性があります。

特に有茎草で茂みを作る場合や、根張りの良いタイプの水草をたくさん植える場合は不足しがち。

そのため、水槽のセット時に低床に水草用の肥料を仕込んでおくことをおすすめします。

肥料の量は多すぎるとコケの大量発生の原因になってしまいますので、初心者さんはどちらかというと控えめにしておくと良いですね。

様子を見ながらコントロールしていく方が、はじめはやりやすいかと思います。

吸着系ソイルでアクアリウムを楽しもう

この記事では、おすすめの吸着系ソイルについてご紹介しました。

今回ご紹介したソイルは

  • プラチナソイル
  • ピュアソイル
  • カスタムソイル
  • リーフプロソイル
  • ブルカミアD

の5つ。

いずれも使いやすく、優れた吸着系ソイルです。

なかでもプラチナソイルは粒の大きさや1袋あたりの量など商品の選択肢が豊富で、使い勝手が良いのでイチオシですね。性能も悪くありません。

また、非常に高価ですが、ブルカミアDもおすすめ。

ブルカミアDは底面フィルターと組み合わせることで、長期間水換えをしなくても水質を維持できる高機能型のソイルです。

お値段以上のメリットがありますよ。

吸着系ソイルは、水草レイアウトだけでなく、熱帯魚中心の水槽でも活躍してくれます。

ぜひこの記事を参考に、吸着系ソイルを使ってみてくださいね。

以上、いのりでした。