水流ポンプの石灰藻の取り方|簡単な掃除のやり方をご紹介

水流ポンプの石灰藻の掃除方法

こんにちは、いのりです。

マリンアクアリウムに欠かせない水流ポンプですが、使っていると石灰藻がついてきますよね。

ポンプに石灰藻がたくさんついてしまうと、見た目が悪くなってしまうだけでなく、ポンプ自体の能力が落ちてしまうことも。

そこで、この記事では水流ポンプやウェーブポンプについた石灰藻を取る方法をご紹介。

実は結構かんたんにお掃除することができるんですよ。

水流ポンプの石灰藻を取る方法

マメスナギンチャク

さて、水流ポンプについてしまった石灰藻を取る方法として、今回ご紹介するのは「クエン酸」を使ったやり方です。

家の掃除などでもよく使われるクエン酸を使うことで、簡単に石灰藻を取ることができるんです。

用意するもの

必要な道具は

  • クエン酸
  • 歯ブラシ
  • ポンプが入る大きさの容器

この3つです。

クエン酸はドラッグストアなどで販売されているほか、100円ショップなんかでも手軽に購入することができます。

掃除グッズコーナーなどを探してみると置いてあることが多いですね。

もちろん、通販でも買えますよ。

歯ブラシはどちらかというと硬めのものがおすすめ。

いろいろな掃除に使えますので、100円ショップなんかで安めのものをストックしておいても良いですね。

また、ゴシゴシと汚れを落とせるものであれば、歯ブラシ以外にもスポンジや掃除用のブラシなどでも大丈夫です。

容器に関しては、キレイにしたいポンプが入る程度のものを。

プラケースや小さめのバケツなんかが良いですね。

あまり大きなサイズの入れ物だと、必要なクエン酸の量が多くなってしまったりと使いづらさが出てきてしまうので気をつけてくださいね。

掃除方法

さて、ここからはポンプについた石灰藻を取っていく手順を解説していきます。

掃除の手順は

STEP.1
水流ポンプを分解する
水流ポンプを分解します。元に戻せなくならないよう、パーツの組み合わせ方などは忘れないようにしてくださいね。また、小さな部品の紛失にも注意が必要です。
STEP.2
水流ポンプを容器に入れる
プラケースなどの容器に、分解したポンプを入れます。
STEP.3
容器にお湯を入れる
ポンプの部品がしっかり浸かる量のお湯を注いでいきます。お湯の温度は40℃程度で大丈夫ですよ。
STEP.4
クエン酸を入れる
ポンプが浸かったら、クエン酸を入れていきます。目安は1リットルに対して50gほど。(そこまで神経質にならなくても問題ないです)
STEP.5
1時間ほど置いておく
クエン酸を入れた後、1時間ほど放置しておきます。石灰藻がゆっくり変化していきますので、のんびり待ちましょう。
STEP.6
ブラシで掃除する
1時間ほど置き、石灰藻が白っぽくなってきたら取り出して歯ブラシなどでゴシゴシ掃除します。クエン酸の効果で石灰藻が取れやすくなっていますので、簡単にきれいにできますよ。
STEP.7
水で洗い流す
最後に水でしっかり洗ったら、完了です。

こんな感じで、水流ポンプの石灰藻を取ることができます。

ついている石灰藻の量が多い場合は、クエン酸の量を気持ち増やしてみたり、浸けておく時間を長めにすると効果的ですね。

なお、使うお湯は水でも問題ありません。

ただ、40℃くらいのお湯の方がクエン酸を入れてからの反応が早いので、どちらかというとちょっと暖かいお湯くらいがおすすめです。

注意点

この方法では、ひとつ特に気をつけていただきたい点があります。

それは、クエン酸と塩素系の薬品を混ぜるのは危険という点。

実はこれらを混ぜると有毒なガスが発生してしまうんです。

ですので、クエン酸とハイターなどは混ぜてはいけません。

コケをきれいにするためにハイターなどの漂白剤を使うことってありますよね。

そういった漂白剤を使った後には、今回ご紹介した方法はやめておくのが無難です。

また、もしも続けて行う場合は、必ず流水でしっかりと洗い流しておきましょう。

水流ポンプをきれいにしてアクアリウムを楽しもう

美しい珊瑚とハゼ

この記事では、水流ポンプについた石灰藻を取る方法についてご紹介しました。

水流ポンプについた石灰藻は、クエン酸を使うことで簡単に落とすことができます。

石灰藻がたくさんついてしまうと、水流ポンプも本来の性能を発揮することができませんので、定期的にきれいに掃除してあげたいですね。

ぜひ、このページを参考に、水流ポンプやウェーブポンプをきれいにしてみてください。