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こんにちは、いのりです。
近年、人気となってきているメダカ。
必要な器具が少ないこともメダカ飼育の魅力のひとつですよね。
そんなメダカの飼育ですが、水をキレイにしてくれる「ろ過フィルター」は必要なのでしょうか？
この記事では、メダカ飼育でろ過フィルターを使う必要があるのか、そのメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います。
メダカの飼育にろ過フィルターは要るのか
さて、メダカ飼育でのろ過フィルターの必要性についてですが、基本的には無くてもメダカの飼育を楽しむことができます。
絶対に必要、というわけではないということですね。
ただ、メダカの飼育スタイルによって便利に使えることも。
屋外飼育では基本的には必要ない
メダカを屋外で飼育している場合は、ろ過フィルターは使わなくても大丈夫であるケースがほとんどです。
特に睡蓮鉢などでビオトープのようなスタイルで飼育しているときは、ろ過フィルターは必要ないですね。
（そもそも屋外で使用できるフィルターが少ないというのもありますが。）
屋内飼育の場合は利点も
外での飼育ではあまり利点の無いろ過フィルターですが、屋内での飼育…特に水槽で飼育する場合は使用を考えても良いですね。
デメリットもあるため、必ず要るというわけではありませんが、状況によってはメリットもあり、メダカの飼育を大きく助けてくれるアイテムになります。
では、そんなろ過フィルターのメリットとデメリットについてみていきましょう。
メダカ飼育でのろ過フィルターのメリット
さて、ろ過フィルターのメリットですが、主に
- 水質の悪化を防ぎやすくなる
- 飼育できるメダカの数を増やせる
という2つのポイントがあります。
水質の悪化を防ぎやすくなる
ろ過フィルターを使用することで、水質の悪化を防ぎやすくなります。
これがフィルターの1番の役割ですよね。
フィルターで水をキレイにすることで、水質が悪くなっていくスピードをゆっくりにできます。
ですので、水換えなどのメンテナンスの手間を減らせますね。
飼育できるメダカの数を増やせる
ろ過フィルターを活用することで、飼育できるメダカの数を増やすことも可能です。
フィルターを使わない水槽では、飼育できるメダカの限界数はどうしても少なくなりがち。
メダカの数を多くしてしまうと、水質が悪くなるスピードが早くなってしまい、ろ過が間に合わなくなるからですね。
酸素の供給面でも、水の循環が少ないフィルター無しの環境では不安な面があります。
そういった点をろ過フィルターを使って解決してあげることで、飼育できるメダカの限界数を引き上げることができます。
フィルター無しでの水槽では、水の量1.5から2リットルに対してメダカ1匹ほどが目安と言われています。
対して、ろ過フィルターを使った場合は（種類や性能にもよりますが）水の量1リットルに対して1匹ほどが目安と言われることが多いです。
ざっくり2倍ほどの数を飼育することができるんですね。
これが、ろ過フィルターを使う最大のメリットといえます。
メダカ飼育でのろ過フィルターのデメリット
では、メリットに対してデメリットについてもみていきましょう。
メダカの飼育でろ過フィルターを使うことで発生してしまうデメリットは
- 水流が強いとメダカが弱ってしまう
- 稚魚を吸い込んでしまう
- 音がする
- コストが増える
という4つです。
水流が強いとメダカが弱ってしまう
メダカは水流が苦手なお魚です。
そのため、ろ過フィルターの作る水流が強いと、メダカ自身が弱ってしまう可能性があります。
ろ過フィルターを使う場合は、水流が弱いものや、調節できるものを選ぶ必要があるんですね。
また、さらに水流を弱める工夫が必要になることも。
稚魚を吸い込んでしまう
メダカの稚魚は、フィルターに吸い込まれてしまうことがあります。
稚魚たちは泳ぐ力もあまり強くはないですし、泳ぎもあまり上手ではないですからね。
音がする
ろ過フィルターを使うと、音が鳴ってしまいます。
ポンプの振動音や、水の音などなど。
製品によっては静音性に優れているものもあり、ほぼ聞こえないくらい静かなフィルターもあったりしますが、さすがに無音とはいきません。やはりどうしても音は鳴ってしまいますね。
静かな環境で楽しみたいという方にとっては、この点もデメリットとなってしまいます。
コストが増える
メダカの飼育は、少ない器具で楽しめるというのもひとつの魅力。
コストを抑えて楽しみたい場合は、フィルターによるコスト増はデメリットですよね。
フィルターの種類によっては、ろ過材の交換費用なども発生しますしね。
ろ過フィルターを上手に活用してメダカ飼育を楽しもう
この記事では、メダカ飼育での、ろ過フィルターのメリットやデメリットをご紹介してきました。
メダカの飼育を楽しむうえで、ろ過フィルターは絶対に必要というわけではありません。
特に、ビオトープのような飼育方法では、フィルターを使うことは少ないですね。
ですが、屋内の水槽で飼育するという場合は、ろ過フィルターにもメリットが出てきます。
デメリットもあるため、状況に応じてということにはなりますが、上手に使うことでメダカの飼育を大きく助けてくれるアイテムになることも。
ぜひ、フィルターをうまく活用して、メダカの飼育を楽しんでみてくださいね。
