メダカを人にあげる時の運搬方法とは?|安全に持ち運ぶ方法をご紹介

こんにちは、いのりです。

メダカを友人や知り合いにあげたいと思うことってありますよね。

ただ、どうやって運んであげたら良いんだろうと悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、この記事では、メダカを人にあげる時の運搬方法についてご紹介していきます。

大切なメダカを、安全に持ち運ぶための参考にしてみてくださいね。

メダカの運搬方法

メダカ鉢

 

さて、メダカを運ぶ方法として今回ご紹介するのは次の3つのやり方です。

  • ペットボトルに入れて運ぶ
  • タッパーに入れて運ぶ
  • クーラーボックスに入れて運ぶ

それぞれ利点が違ってきますので、状況にあわせて使い分けてみると良いですね。

では、順に詳しくみていきましょう。

ペットボトルに入れて運ぶ

ペットボトルにメダカを入れて運搬する方法です。

この方法のメリットは、なんと言ってもお手軽なところ。

ペットボトルは簡単に手に入りますので、用意がとても楽ですね。

フタもすることができますので、水がこぼれる心配もありません。

やり方も簡単で、飼育水をペットボトルに入れ、そこにメダカを入れてあげるだけです。

入れやすいように、じょうごのような道具を用意しておくと良いですね。

使うペットボトルは、水の量が多めに入る2リットルのペットボトルがおすすめです。

この方法のデメリットは、長時間の運搬には向いていないということ。

酸欠になりやすいことや、水温が気温に影響されて変わりやすいことが原因です。

そのため、このやり方は、短時間で渡せる範囲で、少量のメダカをおすそ分け…といった状況なんかで活躍する方法ですね。

タッパーに入れて運ぶ

100円ショップなどで手に入る大きいタッパーに入れて運ぶ方法です。

この方法のメリットは、ペットボトルで運ぶ方法よりも長い時間、良い状態を保てること。

とっても簡単に手に入るペットボトルと違い、タッパーなどの容器をわざわざ用意しないといけないため、ちょっとひと手間かかってしまいます。

ですが、容器自体は簡単に買えますので、そこまで問題にはならないと思います。

5リットル程度の容量があるタッパーですと、水の量も多く入れることができますので、それくらいを目安にして探してみてください。

水量があるため、水温の変化などはペットボトルよりもおさえられますので、落ち着いた環境にたどり着くまですこし時間がかかってしまう状況に向いている方法といえますね。

フタをすることで水がこぼれるのを防ぐこともできますので、車での運搬も大丈夫。

ただ、フタをしていると酸欠になってしまうリスクがありますので、長時間フタをしておくのは気をつけたいところです。

クーラーボックスに入れて運ぶ

3つ目にご紹介するのは、クーラーボックスにいれて運ぶ方法。

水量を確保しやすいことや、水温がうける外気温の影響をおさえられることから、非常に安定して運べるのがメリットです。

ただし、クーラーボックスを用意しないといけないため、コストはそれなりにかかってしまいますね。

水をたくさん入れたクーラーボックスは重いので、車移動でないと大変というのも気をつけたい点。

クーラーボックスを利用する方法は、状態が悪くなりにくいことから、長時間の運搬や、ちょっと多い数を運ぶのに向いている方法といえます。

ちなみに、前述のペットボトルやタッパーを利用する方法と組み合わせることもできますよ。

メダカを入れた各容器をクーラーボックスに入れてあげるだけというものですが、それだけで水温の変化をおさえられます。

メダカを持ち運ぶ際、特に気をつけたいポイント

メダカと浮草

メダカを人におすそ分けするなどで運搬するときに、特に気をつけたいのは

  • 酸素
  • 水温

の2つです。

酸素

運搬する際は、水量が少ないため、酸素が足りなくなってしまうことが。

また、フタをしている間は外からの供給も期待できませんので、より酸欠リスクが高まります。

そのため、水の量に対してメダカが多くなりすぎないよう注意するほか、長時間フタをしないように気をつけることが大切です。

運搬中の酸欠対策としては、(状況が許すのであれば)エアーポンプを活用してぶくぶくしてあげると良いですね。

エアーポンプは電池式のものが販売されていますので、電源がとれない環境ではそちらを使ってみてください。

他にも、水中に入れておくと少しずつ酸素を出してくれるブロックなんかもあったり。

たとえばジェックスさんから発売されている「おさかなぶくぶくブロック」などですね。

こういったものを入れておくのも効果的ですので、上手に使ってみてくださいね。

水温

水の量がすくないため、外気温の影響から水温が急変してしまうこともあります。

水温の急変は、小さな生体にとってはたいへん危険。

そのため、水温の大きな変化がおきないように気をつけることも大切です。

直射日光が当たると、想像以上に簡単に水温が上がってしまいますので、日が直接当たるのは避けたいですね。

クーラーボックスや保冷バッグ、発泡スチロールの箱などを活用すると水温を保ちやすくなりますよ。

安全にメダカを運搬してあげよう

この記事では、メダカを運ぶ方法についてご紹介しました。

今回ピックアップした方法は

  • ペットボトルに入れて運ぶ
  • タッパーに入れて運ぶ
  • クーラーボックスに入れて運ぶ

という3つ。

運ぶメダカの数や、移動にかかる時間などから向いている方法をチョイスしてみてください。

その際は、酸欠と水温の急変に注意してあげたいですね。

可能であれば、電池式のエアーポンプなどがあるとより安心です。(状況によってはブクブクできませんが)

友人や知り合いにおすそ分けをする場面なんかで、ぜひ参考にしてみてくださいね。