水槽の傾きは危険?破損に繋がりかねないその理由と対策

水槽の傾きの危険性について

こんにちは、いのりです。

この記事では、水槽の傾きの危険性についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

水槽の傾きは危険

ちいさな水槽

水槽が傾いている状態は、好ましい状況とはいえません。

というのも、水槽の傾きは水槽自体が壊れてしまう原因のひとつだからです。

水槽は水平の状態で水圧を耐えられるように設計されて作ってあります。

そのため傾きがあると水圧が偏ってかかってしまうんです。最悪の場合、水槽が割れてしまったりするというわけですね。

また、水槽台ごと傾いている場合、水槽の重さが偏って床に伝わります。小型の水槽の場合はそこまで大きな負荷にはなりませんが、大きな水槽は重さもしっかりありますので、場合によっては床が凹んでしまったり、抜けてしまうなんてことも。

水槽が傾いているか調べる方法

水槽が傾いているのか調べる方法はとても簡単。

水槽の角4カ所で、水面から水槽の上までの距離を測ります。(上じゃなくても底の面までの距離でもオッケーです)

その距離に明確なズレがある場合は、水槽が傾いているということになります。

水槽が傾く理由

水槽が傾いてしまう理由として主に考えられるのは

  • 床が傾いている
  • 水槽を乗せている台が傾いている
  • 水槽を乗せている板が歪んでいる
  • 床に敷いているカーペットやマットが影響している

などですね。

床が傾いていたり、水槽台が歪んだり傾いていると水槽は傾いてしまいます。

床に敷いているマットや、カーペットなどが影響して傾いてしまうことも。

水槽が傾いてきたときの対策

水槽を設置するときに傾きに気づくのが理想ではありますが、設置後に傾いてきてしまうこともありますよね。

稼働している水槽が傾いてきた時の対策として、簡単にできるものをここではご紹介したいと思います。(もちろん、床が傾いてきたなど場合は床の根本的な見直しと補修がベストではありますが…。)

その方法とは、水槽台の下にスペーサーをかませて水平にする、というもの。

スペーサーはダンボールや厚紙などはさめそうなものを。

これだけでちょっとした傾きであれば対策可能です。

スペーサーをかませる時、水槽台を浮かせる必要があります。そのままではめちゃめちゃ重たいので、浮かせるのも大変です。下手に動かそうとして水がこぼれたり、水槽ごと倒しちゃった…なんてことになったら大変。

ですので水槽の中の水をある程度抜いてあげてから作業すると良いですね。

その後、水槽台の上の方をそーっと押すと傾いて浮きますので、その隙にスペーサーを差し込んで少しずつ調整していきましょう。くれぐれも慎重に。

水槽の傾きには気をつけて

この記事では水槽の傾きの危険性と、対策などについてみてきました。

水槽が傾いていると、最悪の場合水槽が割れてしまったりする危険性があります。

水槽は水平に置いた状態で水圧に耐えられるような設計になっているからですね。

そのため、水槽の傾きは放置せず対処したいところ。

とんでもなく傾いている場合は、根本的に原因を直さないといけませんが、ちょっとした傾きなどであれば水槽台の下にスペーサーをはさむなどして対処可能です。

大きな事故にならないよう、傾きには気をつけていたいものですね。

以上、いのりでした。