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こんにちは、いのりです。
水温が上がりすぎてしまうのを防いでくれる水槽用クーラーは、暑い夏を乗り切るときに、非常に頼りになるアイテムですよね。
そんな水槽用クーラーのなかでも高性能で、冷却能力に優れているタイプがチラー式と呼ばれる水槽用クーラー。
チラー式のクーラーはいろいろなメーカーから発売されていて選択肢も多く、どの商品を選べば良いのか悩んでしまうことも。
そこで、このページでは、おすすめのチラー式の水槽用クーラーをご紹介。
コスパにすぐれたものや、非常に高性能なものをピックアップしましたので、ぜひとも参考にしていただけたらと思います。
チラー式水槽用クーラーの特徴
水槽用クーラーには、飼育水を冷やす方法として
- チラー式
- ペルチェ式
の2種類があります。
チラー式の主な特徴は
- 冷却能力はペルチェ式よりも強力
- 本体が大きい
- 稼働音がうるさい
- 排熱がある
- 価格が高め
この5点。
ペルチェ式と比べると、チラー式は本体サイズが大きくなりがちであることや、稼働音や排熱が気になることなど、一見するとデメリットが多く見えます。
ですが、そういった要素が気にならなくなるくらい大きなメリットが、チラー式にはあります。
それは、高い冷却能力。
ペルチェ式は冷却能力が控えめで、外気温が高くなると冷却が追い付かなくなることがありますし、対応できる水量も少なめです。
そのため、
- 外気温が高い状態で水温をしっかり下げる
- 60㎝水槽よりも大きな水槽で使用する
といった場面では、チラー式の水槽用クーラーをぜひ選びたいところですね。
関連記事 水槽用クーラーの選び方
おすすめのチラー式水槽用クーラー
今回ご紹介するチラー式水槽用クーラーは
- ゼンスイ ZC-100α
- ゼンスイ ZR-mini
- GEX クールウェイ BK110
の3種類です。
それでは、順にみていきましょう。
ゼンスイ ZC-100α
まず初めにご紹介するアイテムは、ゼンスイから発売されているZCシリーズのひとつ、「ZC-100α」です。
ZCシリーズの特徴は
- 高性能
- 省エネ
- チラー式のなかでは高い静音性
- 0.1℃単位で温度設定ができる
- ヒーター用のコンセント付き
非常に高性能で、省エネ効果や静音性にも優れているのがZCシリーズです。
温度設定も0.1℃単位で設定できるので、水温変化を嫌う、神経質な生体でも対応することができますよ。
また、ゼンスイはクーラーのメンテナンスなど、購入後のケアも積極的に行っています。アフターケアが良いことも嬉しいポイントです。
そんな高性能なZCシリーズのなかでも「ZC-100α」は一番ちいさいタイプ。
対応水量は環境によってかわりますが、目安は100リットルです。
60㎝水槽などで使うのにぴったりですね。
チラー式のなかではコンパクトで場所をあまりとらないので、30㎝キューブ水槽なんかにも。(私は30㎝キューブのハイタイプで使っています)
高性能で信頼性も高いZC-100αですが、気になる点も。
それは、同じような対応水量のチラー式クーラーと比べると、価格がちょっと高め、ということです。
とはいえ、その分性能も良く、使い勝手はバツグン。
ZC-100αを含むZCシリーズは性能を重視する方にぜひ使っていただきたいクーラーです。
ZC-100αはこんな人におすすめ
- 海水魚の飼育
- サンゴの飼育
- シュリンプの飼育
ゼンスイ ZR-mini
次にご紹介するクーラーは、ゼンスイから発売されている「ZR-mini」です。
こちらは先ほどご紹介したZC-100αのZCシリーズとは違い、「ZRシリーズ」と呼ばれているタイプのもの。
ZRシリーズの主な特徴は
- ZCシリーズよりも低価格
- 冷却能力は十分
- 1℃単位で温度設定ができる
- ヒーター用のコンセントつき
この4つ。
ZRシリーズは、ZCシリーズよりも価格がおさえられていることで、コストを気にする方でも導入しやすいのがポイントですね。
価格が安い分、機能的には少し控えめ。たとえばですが、温度設定の単位が1℃単位になっていたり。
とはいえ、必要な機能は殆ど搭載されていますし、温度設定が1℃単位というのも、デリケートな生体でなければ問題になるものではないですね。
肝心の冷却能力も、十分なパワーを持っていますよ。
そして、今回ご紹介している「ZR-mini」は、ZRシリーズの中でも最小サイズのもの。
最小とはいうものの、対応水量は180リットルと結構おおきめ。
外気温などの環境にもよりますが、90㎝水槽でも使えるパワーを持っています。(暑い部屋などでは余裕をもたせたいので、ちょっと厳しいですが)
ZR-miniはZCシリーズほど高機能のものは必要ないかな、という方におすすめしたい水槽用クーラーですね。
ZR-miniはこんな人におすすめ
- 熱帯魚の飼育
- 水草水槽
- 海水魚の飼育
GEX クールウェイ BK110
3つ目にご紹介するクーラーは、GEX(ジェックス)から発売されている「クールウェイ BK110」です。
こちらのアイテムの特徴は
- 価格が安い
- 入手性が良い
- 冷却能力は十分
- ヒーター用のコンセントつき
クールウェイシリーズ最大の特徴は、なんといってもコストパフォーマンスの高さ。
チラー式水槽用クーラーとしては、かなりお安い値段で導入することができます。
GEXのアイテムは、ホームセンターなどでよく扱っているため、手に入れやすいというのもポイントです。
ただ、少し気を付けたいのは、性能的にはちょっと物足りなさを感じてしまうこと。
たとえば温度設定の単位が1℃ずつであったり、設定範囲が18℃~30℃とすこし狭かったり。
とはいえ、物足りない部分というのは、デリケートな生体や、冷水が必須の生体を飼育する場合に気になる部分です。
一般的な熱帯魚飼育ではそこまで気にしなくても大丈夫ですね。
クールウェイ BK110は、とにかくコストをおさえたい方におすすめの水槽用クーラーといえます。
BK110はこんな人におすすめ
- 熱帯魚の飼育
- 水草水槽
チラー式クーラーで夏を乗り切ろう
この記事では、チラー式水槽用クーラーのおすすめアイテムをご紹介しました。
今回ご紹介したアイテムは
- ゼンスイ ZC-100α
- ゼンスイ ZR-mini
- GEX クールウェイ BK110
この3つです。
ZCシリーズは高性能で信頼性の高い水槽用クーラー。
デリケートな生体を飼育するときにも、非常に頼れるアイテムです。
ZRシリーズは、価格が少しおさえめで、ZCシリーズほど機能が必要ない方におすすめですね。
そして、クールウェイシリーズは価格が安く、コストパフォーマンスが高いアイテム。
コストをとにかく抑えたい方には、クールウェイシリーズがおすすめです。
どのシリーズも、対応水量によっていくつかサイズがありますので、使用する水槽の大きさに合わせて、サイズをチョイスしてくださいね。
ちなみに、サイズを検討するときは、気持ち余裕をもったサイズ選びをすると失敗が少ないですよ。
このページを参考に、ぜひご自身にぴったりの水槽用クーラーを見つけてみてくださいね。
以上、いのりでした。
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