【油膜取り】サーフェススキマーのおすすめ4選|使いやすいのはどれ?

サーフェススキマー(油膜取り)のおすすめアイテム

ギラギラと浮かぶ油膜。

アクアリウムの見た目を悪くしてしまう嫌な存在ですよね。

そんな油膜を効率的に取り除いてくれるアイテムがサーフェススキマー(油膜取り)です。

このページでは、おすすめのサーフェススキマーをご紹介。

定番のアイテムやコストパフォーマンスに優れているもの、使いやすいものなどをピックアップしました。

油膜取りの導入を検討している方はぜひ、参考にしてみてくださいね。

サーフェススキマーとは

サーフェススキマーは厄介な油膜を取り除いてくれるアイテムで、油膜取りとも呼ばれます。

構造はメーカーによっていろいろありますが、基本的には水面の水を引き込んで油膜を除去します。

ろ過フィルターとしての役割をもつ一面もあって、油膜を取り除きつつ飼育水もキレイにしてくれたり。

設置するだけで油膜を取り除いてくれるため、手軽で非常に便利なアイテムですね。

油膜は発生すると、水槽の見た目を悪くしてしまいますし、可能であればやっつけたいところです。

なお、油膜の発生する原因については別のページで詳しくご紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

関連記事 油膜の発生する原因と対策、取り除き方

おすすめのサーフェススキマー(油膜取り)

今回ご紹介するおすすめのサーフェススキマーは

  • エーハイム スキマー350
  • コトブキ工芸 ユマクリア
  • カミハタ リオプラス サーフェススキマー
  • ニッソー マスターパル プラススキマ―400

の4種です。

それでは、順にみていきましょう。

エーハイム スキマー350

こちらはエーハイムから販売されている「スキマー350」というサーフェススキマー。

油膜取りとしては定番で、愛用者も多いアイテムですね。水面の油膜やゴミを吸いとって、キレイに取り除いてくれます。

スキマー350はサーフェススキマーとして必要な機能をしっかりおさえつつ、エーハイムらしい堅牢な作りをしているのが特徴。

内部にはスポンジフィルターを備えており、油膜をとるだけでなく、水をろ過するフィルターとしての効果も期待できるのが嬉しいところですね。

また、水面に位置する給水部も水面の高さにあわせて上下してくれるので、水が蒸発して減ったり、足し水をして増えたりしても安心です。(上下幅は3㎝)

そして、ポンプの流量は調節することが可能。

水槽の大きさや飼育している生体など、環境にあわせて適切な強さの水流にできるのも良いですね。

ただ、サイズ的に小型水槽ではちょっとパワーが強すぎるのは気を付けたいところです。30㎝水槽なんかだと、流量を最小にしてもすこし厳しいですね。

とはいえ小型の水槽以外では非常に優秀な働きをみせてくれますよ。

ベーシックなサーフェススキマーを求める方には、こちらのスキマー350がイチオシです。

コトブキ工芸 ユマクリア

次にご紹介するのはコトブキの「ユマクリア」です。

ユマクリアの特徴は、なんといっても価格の安さ。

今回ご紹介しているアイテムのなかで一番安価に導入することができます。ショップによっては、他のサーフェススキマーの半額程度で手に入れられることも。

価格はおさえてありますが、サーフェススキマーとして必要な機能はちゃんともっていて、しっかりと油膜をとることができますよ。

ただ、パワーは控えめ。特に大きな水槽だと力不足を感じる場面もありますね。

安価なサーフェススキマーを探している方で、そこまでパワーを必要としていない場合は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。

また、価格の安さから、予備やいざという時用の備えとしてもおすすめです。

カミハタ リオプラス サーフェススキマー

こちらはカミハタから販売されている「リオプラス サーフェススキマー」です。

リオプラス サーフェススキマーの特徴は、二酸化炭素添加用の機具を取り付けることができる機能がついている点。

油膜取りだけでなく、ミキシングポンプにもなるんです。

二酸化炭素の添加と一緒に油膜取りを使用したいときは非常に便利ですね。

また、拡張パーツとしてマグネットホルダーがあるのも地味にグッドポイント。マグネットホルダーを使うことでキスゴムではなく磁石で設置することが可能になるんです。

磁石で取り付ける方式にすることで、メンテナンス時の壁面からの着脱が容易になるほか、設置場所のちょっとした調節もかんたんに。

より便利に使いたい場合はマグネットホルダーもあわせて導入することをおすすめしたいですね。

優秀なリオプラス サーフェススキマーですが、気になるのはサイズがちょっと大きめなところ。

先にご紹介したスキマー350やユマクリアと比べると、この中では一番大きいですね。そのため、小型水槽ではちょっと使いづらいかも。

とはいえ使い勝手は非常に良くて使いやすいサーフェススキマーですので、大きさが気にならない場合はおすすめのアイテムですよ。

50Hzと60Hzの2種類あるため、購入する際は気を付けてくださいね。

マグネットホルダーのサイズは「MM50」ですね。

ニッソー マスターパル プラススキマ―400

最後にご紹介するのは「マスターパル プラススキマー400」です。

ニッソーというメーカーから発売されているものですね。

こちらは先ほどまでご紹介してきた水槽内に設置するタイプと違い、外掛け式フィルタータイプとなっています。

外掛けフィルターとしてろ過しつつ、水面を漂う油膜を除去することができます。

外掛け式ですので、他のサーフェススキマーと違って水槽内に入る機材が少ないのが嬉しいところ。目立ちにくく、主張が少ないですね。

マスターパル プラススキマー400は水量40リットル以下の水槽にちょうど良い大きさとなっています。もう少し小さいサイズの「マスターパル プラススキマー300」もありますので、小型水槽の場合はそちらを選ぶと良いですね。

水槽内に設置するタイプのサーフェススキマーを避けたい場合は、マスターパル プラススキマーを検討してみてください。

サーフェススキマ―で油膜を取り除こう

水槽上からの眺め

このページでは、サーフェススキマー(油膜取り)のおすすめアイテムをご紹介してきました。

今回ご紹介したアイテムは

  • エーハイム スキマー350
  • コトブキ工芸 ユマクリア
  • カミハタ リオプラス サーフェススキマー
  • ニッソー マスターパル プラススキマ―400

の4つです。

エーハイムの「スキマー350」は、サーフェススキマーの定番。

迷ったらコレ、といった安定感が魅力ですね。エーハイムならではの堅牢さも◎です。

コトブキの「ユマクリア」は低価格が魅力の商品。コストをおさえて油膜を取りたい方におすすめです。

サーフェススキマーを試してみようかな、という方も手に取りやすいかと思います。

カミハタの「リオプラス サーフェススキマー」は二酸化炭素添加用の機材を取り付けられ、ミキシングポンプにもなる油膜取り。

オプションパーツになりますが、設置やメンテナンスが楽になるマグネットホルダーがあるのも特徴ですね。

そして、ニッソーの「マスターパル プラススキマー400」は今回ご紹介したアイテムの中では唯一、外掛け式のサーフェススキマーです。

水槽内に機材を設置しなくて良いので、景観に与える影響が少なめなのが嬉しいところ。

ぜひこのページを参考に、サーフェススキマーを使って油膜を取り除いてみてくださいね。

関連記事 油膜の発生する原因と対策、取り除き方【アクアリウム】

油膜の取り除き方 油膜の発生する原因と対策、取り除き方【アクアリウム】