アクリル水槽にメラミンスポンジを使う時は注意が必要?【コケ掃除】

こんにちは、いのりです。

水槽掃除の定番アイテムといえばメラミンスポンジですよね。

手軽に入手できるだけでなく、コケが簡単に落ちることから人気となっています。

そんな、とても便利なメラミンスポンジですが、実はアクリル水槽に使う時は注意が必要なんです。

場合によっては、大切な水槽が傷む原因にも。

そこで、この記事ではアクリル水槽にメラミンスポンジを使う際に気をつけたいことをご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

アクリル水槽の掃除にメラミンスポンジはNG?

メラミンスポンジ

アクリル水槽の掃除にメラミンスポンジを使うのは、全くダメ、というわけではありませんが、注意が必要です。

というのも、メラミンスポンジを使うとアクリル水槽が傷ついてしまう可能性があるんですよね。

なぜかというと、メラミンスポンジが汚れを落とす原理が関係しています。

メラミンスポンジは汚れを削りとるように落とします。

その削り取る力は強く、アクリルが負けてしまい、細かい傷ができてしまうことも。(水を張っていると傷はほとんど見えないのですが。)

そのため、アクリル水槽ではメラミンスポンジの使用は気をつけたいですね。

では、次の項目でメラミンスポンジを使う時に気をつけたいポイントについてご紹介していきます。

アクリル水槽にメラミンスポンジを使う際に気をつけたいこと

アクリル水槽の掃除にメラミンスポンジを使う場合に気をつけたいことは、以下のとおりです。

  • 水の中で擦る
  • 強い力をいれない
  • 砂などを巻き込まないようにする
  • 傷が気になる方は使用を控える

順番に詳しくみていきましょう。

水の中で擦る

アクリル水槽の壁面を、メラミンスポンジで掃除するときは、水に浸かっている状態で行うと良いです。

水中でこすることで、壁面へのダメージをやわらげることができるからです。

絶対に傷が防げるというわけではありませんが、水の外でメラミンスポンジを使うと、アクリルは簡単に傷ができてしまいますので、それと比べるとましになります。

強い力をいれない

メラミンスポンジでこするときは、なるべく強い力でこすらないようにした方がよいですね。

固いコケをとろうと、ゴシゴシとこするのは傷に繋がってしまいますので気をつけたいところ。

なかなか取れない厄介なコケは、樹脂製のヘラなどのほうが向いています。(それでも傷ができることがありますが…)

砂などを巻き込まないようにする

アクリル水槽の壁面を掃除するときは、砂などに注意が必要です。

スポンジと壁面のあいだに砂などが挟まった状態でこすってしまうと、アクリルが傷ついてしまうんです。

砂などを巻き込んでしまった時は、場合によってはかなり大きめの傷がついてしまうことも。

大切な水槽に傷をつけないよう、異物を巻き込まないように十分注意してお掃除したいところですね。

傷が気になる方は使用を控える

メラミンスポンジを使ってアクリル水槽を掃除すると、どうしても小さな傷はできてしまいます。

水を張っているあいだは、ほとんどわからないような傷ですが、気になってしまう方もいらっしゃるのでは。

そういった方は、メラミンスポンジの使用を控えるのも手です。

小さな傷は研磨剤で補修できる

オスカー

メラミンスポンジを使うと、アクリル水槽に小さな傷ができやすいという点については気をつけるべきです。

しかし、実はアクリル水槽の小さな傷は研磨剤を使うことで、キレイにすることができるんです。

そのため細かな傷が多くなってしまったら、研磨剤を使って磨くことできれいにすることも可能となっています。

ただ、研磨剤を使ってきれいにするには、水槽を空っぽにする必要があるので、リセット前提の話になってしまいますが…。

研磨後はしっかりと洗うことも大切です。

私自身はトラブルになったことはありませんが、生体への影響が全くないとは言い切れませんので、その点は注意してくださいね。(自己責任でお願いしたいです。)

メラミンスポンジを使う時は気をつけて

メラミンスポンジ

この記事では、アクリル水槽をメラミンスポンジで掃除するときに注意したいことについてご紹介しました。

アクリル水槽は傷がつきやすく、研磨力の強いメラミンスポンジを使う場合は気をつけたいことがいくつかあるんです。

それは、

  • 水の中で擦る
  • 強い力をいれない
  • 砂などを巻き込まないようにする
  • 傷が気になる方は使用を控える

という点です。

ただ、どれだけ気をつけていても、メラミンスポンジでは細かな傷はできてしまいます。

目立ちにくいとはいえ、小さな傷でもつくのが嫌な方はメラミンスポンジの使用を避けた方が良いですね。

どの程度の傷になるのか、まずは目立たない場所を掃除してみるのもひとつ。

上手に使って、お掃除に役立てていただけると幸いです。