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こんにちは、いのりです。
高いろ過能力とメンテナンス性の良さで人気の上部式フィルター。
いろいろなメーカーから、上部式フィルターが販売されています。
この記事では、そんな上部式フィルターを選ぶときのポイントについてご紹介していきます。
上部式フィルターの選び方
上部式フィルターを選ぶときのポイントは次の3つです。
- サイズ
- ろ過槽の容量
- 静音性
サイズ
上部式フィルターを選ぶとき、まず初めに確認したいポイントはろ過フィルターのサイズです。
ここで見ておきたい点は2つ。
- 横幅
- 高さ
横幅
水槽の上に乗せて使用する上部式フィルターは、水槽の大きさ(横幅)によって使用できるものが決まります。
基本的には水槽の幅と同じ横幅でないと使えません。
ただ、なかにはスライド式になっていて、ある程度のサイズを調整することができるものも。
商品のラインナップの関係で、45センチより小さい水槽は適合する商品がかなり少ないです。そのため、小さい水槽の場合は注意が必要ですね。
高さ
横幅とあわせて、高さも確認しておきましょう。
水槽の上のスペースが限られている場合、問題なく設置できるか、メンテナンスは可能か、といった点をみておいてくださいね。
また、後述する「ウェット&ドライろ過槽」を使用する場合は、さらに高さが必要になりますので注意してください。
もちろん、空間が解放されている場合は、高さはあまり問題になりませんよ。
ろ過槽の容量
上部式フィルターを選ぶときは、ろ過槽の容量もポイントのひとつ。
たくさんろ材を入れるスペースがあるものは、やはりろ過能力も高くなる傾向にあります。
上部式フィルターは、ろ過能力を求められる場面で使われることが多いため、ろ材を入れられるスペースも意識しておきたいですね。
静音性
音が静かかどうかはフィルターを選ぶうえで大切なポイントです。
上部式フィルターはポンプで動くことや、水を上から落とすことなどの関係で音が大きくなりやすいフィルターです。
寝室やリビングなどでアクアリウムを楽しむときには、音の大きさは気になりますよね。
商品によっては、静音対策がされているものもありますので、音が気になる方は、音の対策がされた静音性の高いものを選ぶようにすると良いですよ。
上部式フィルターを選ぶときの注意点
上部式フィルターを選ぶときには、必ず注意していただきたいポイントがあります。
それは
- フレームレス水槽では使えない
- 水草水槽には不向き
ということです。
フレームレス水槽では使えない
上部式フィルターは、フレームのある水槽でしか使えません。
そのため、フレームの無いフレームレス水槽(オールガラス水槽とも)では上部式フィルターは使用することができません。
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
上部フィルターはオールガラス水槽で使えない?注意すべきそのリスクとは?
水草水槽には不向き
上部フィルターは水草レイアウト水槽にはあまり向いていません。
水草水槽の多くは、水草育成のために二酸化炭素を添加します。ところが、上部式フィルターは水を上から落とすという構造上、添加した二酸化炭素を空気中に放出してしまいやすいんですよね。
また、水槽の上半分を覆ってしまうことから、水草育成に必要不可欠なライトの光をジャマしてしまうこともあります。
そのため、水草水槽には上部式フィルターは不向きと言えます。
逆に、酸素を取り込みやすく、ろ過能力自体は高いことから生体飼育には強いのですが。
上部式フィルターの特徴と使い方のポイント。生体メインの水槽におすすめ!
上部式フィルターを選ぶポイントまとめ
この記事では上部式フィルターを選ぶときにみておきたいポイントについてご紹介しました。
上部式フィルターの選び方として気を付けたいのは
- サイズ
- ろ過槽の容量
- 静音性
この3つです。
上部式フィルターは構造上、どうしても音が大きくなりがちなフィルターです。
そのため、音がうるさいか静かか、というところは大切なポイントですね。
特に、設置場所が寝室やリビングなどで、音が気になる方は静音性について注目してみてください。
また、同時に
- フレームレス水槽では使えない
- 水草水槽には不向き
という2つの注意点に関しても、選ぶ際には気を付けておくと良いかなと思います。
この記事を参考にぜひ、ご自身にぴったりの上部式フィルターを探してみてくださいね。
以上、いのりでした。
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