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こんにちは、いのりです。
釣りの糸にはいろいろな種類がありますが、その中でもナイロンラインは安価で使いやすいことから利用している人も多いですよね。
そんなナイロンラインですが、実は使っていると劣化して切れやすくなってしまうんです。
この記事では、ナイロンラインが劣化する原因や、交換が必要になる寿命についてご紹介していきます。
ナイロンラインが劣化する原因
ナイロンラインが劣化する原因は主に3つです。
- こすれて傷ができる
- 吸水による劣化
- 紫外線による劣化
この3つがナイロンラインの強度が低下する主な要因になります。
こすれて傷ができる
釣りをしていると、水中の障害物などに糸がこすれてしまうことが良くあります。根ズレなんて呼ばれたりしますね。
この根ズレなどで糸が傷つき、ラインの強度が低下してしまいます。
傷んでいるか調べたいときは、ラインを指で触ってみてください。
所々、ざらざらしているなと感じたら傷ついている状態です。
吸水による劣化
ナイロンラインは水を吸います。
そのため、海水などを吸った状態で置いておくと劣化してしまうんです。
また、1度でも水分を吸ったラインは乾燥させても元にもどらず、強度が少しずつ落ちていってしまいます。
紫外線による劣化
ナイロンラインは紫外線にあたると劣化していきます。
その影響はけっこう大きく、屋外にナイロンラインを置いておくと、意外なほど早くボロボロに。
釣りの最中にあたる紫外線に関してはどうすることもできませんが、家で保管する時には、なるべく紫外線が当たらないようにすると劣化をいくらかは抑えることができますよ。
ナイロンラインの寿命と交換頻度
ナイロンラインの寿命についてはいろいろな考え方があります。
ですが、ざっくりとした目安でいうと
- 使用回数で考えると4〜5回
- 使用期間で考えると2〜3か月
このくらいが交換するかどうかの目安になりますね。
あわせてラインの状態としては
- 変色してきた
- さわるとザラザラしてる
といった感じが出てきたら交換時期かなと思います。
プロの方の中ではナイロンラインは「1回ごとに交換した方が良いよ」と言う方も多くいらっしゃいます。
もちろん、大型の魚を狙ったりラインの軽量化などで細くて強度ギリギリの攻めたセッティングをしている場合はラインの劣化は致命傷になりますので、バシバシ交換した方が良いと思います。
ですが、一般的なユーザーの場合はそんなにギリギリの強度で大型魚を狙うケースはあまり無いと思いますし、そこまで神経質になる必要も無いかなと。
サビキ釣りやちょい投げなどで使用する時は4〜5回使ったり、2〜3か月使ったりして「強度が落ちてきたかな?」くらいの段階で交換するのがおすすめです。
巻き換えには高速リサイクラーが便利
ラインの交換ってリールから糸を全て出して、新たに巻く作業が必要です。
これが意外と面倒くさいんですよね。
特にリールに新しい糸を巻くのが大変な。ある程度のテンションを糸に掛けながら巻き取っていくのが難しくて苦手という方も多いのでは?
そんな時は第一精工さんから販売されている「高速リサイクラー」が便利でおすすめ。
釣り具屋さんでも取り扱っているのを見かけますね。
簡単にテンションを掛けながら巻き取ることができたり、リールから糸を抜き出すことができます。
作業時間がすごく短くなりますよ。
ナイロンラインは小まめに交換しよう
この記事ではナイロンラインの劣化についてご紹介しました。
ナイロンラインは安価で使いやすく、いろいろな釣りで活躍してくれます。
しかし、水を吸ったり紫外線にあたったりすると劣化してしまい、強度が弱くなってしまいます。
そのため、
- 変色してきた
- さわるとザラザラしてる
といった状態になったら交換すると良いですね。
使用状況にもよりますが、ざっくり
- 使用回数で考えると4〜5回
- 使用期間で考えると2〜3か月
くらいで交換時期がくるかなと思います。
せっかく魚が掛かったのに、「ラインが弱っていて切れちゃった…」とならないように、ナイロンラインは適度に交換していきたいですね。