この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、いのりです。
水槽の中をキレイに見せてくれる人工水草。
今回はそんな人工水草の特徴や、通常の水草と比較したときのメリットとデメリットについてご紹介します。
人工水草は水草を育てるのが苦手な人でもきれいなレイアウトを作ることができるアイテムです。
上手に活用することで、アクアリウムをより楽しむことができますよ。
人工水草とは
人工水草とは、水草に似せて人工的に作られたレイアウト用のオブジェのことです。
素材はプラスチックを使ったものが主流でしたが、ここ最近ではシリコンなど軟らかい素材を使ったものも増えてきました。
本物にそっくりなものも出てきていて、うまく使うことで水槽のレイアウトを魅力的なものにすることができます。
人工水草のメリット
人工水草のメリットは主に
- 手間が少ない
- 枯れない
- 水草を育成するための環境が要らない
- 形が変わらない
この4つです。
手間が少ない
人工水草は、普通の水草と違い成長することがありません。
トリミングや差し戻しといったメンテナンスが必要ないので、手間が少なくすみます。
伸びてきた水草を手入れするのがちょっと面倒に感じる方は、伸びない人工水草を活用してみるのもひとつの手かもしれません。
枯れない
人工水草は人工物ですので、枯れることがありません。
せっかく買ってきた水草が枯れてしまい無駄になってしまった、というようなケースを防ぐことができます。
- 水草を育てるのが苦手
- 枯れるのがイヤ
といった理由で水草を導入できない方でも、水槽に自然感を取り入れることができるのは人工水草の大きな強みですね。
水草を育成するための環境が要らない
水草を育成するには、いろいろな器具や資材が必要になります。
そのため、育てる水草の種類にあわせて
- 照明
- 二酸化炭素の添加
- 底床材
- 肥料
- フィルターの種類
- エアレーション
といったものに気を配らなければいけません。
ですが、人工水草ではそういった水草の育成環境は必要ありません。
水草育成の設備や知識が無くても、自然な雰囲気を楽しむことができるんですね。
また、水草育成をするときには使いにくかった上部フィルターや底面フィルターも、問題なく使うことができますよ。
形が変わらない
人工水草は通常の水草と違い、成長したりすることがないため、形が一定です。
そのため、設置したレイアウトのまま維持することが簡単です。
通常の水草の場合は、成長にともなってバランスも変化しますので、
- 思っていたレイアウトにならなかった
- ある種類の水草だけよく伸びてバランスが悪い
- 一部だけ枯れてしまった
といったトラブルが起こることも。(これは水草育成の楽しみでもありますが)
人工水草であれば、形状が決まっていて計算しやすいので、こういったトラブルは避けることができます。
人工水草のデメリット
人工水草のデメリットは主に
- 自然感が弱い
- 水質を浄化する力がない
- コケに弱い
- 魚を傷つけるリスクがある
この4つです。
自然感が弱い
人工水草は、水草と比べるとやはり作り物感があるのは否定できないです。
最近はリアルなものも増えてはきましたが、完全に本物そっくりというのは難しいですね。
水質を浄化する力がない
水草は水中の栄養素を吸収してくれるので、コケの発生を抑えたり、水をきれいにしてくれる効果があります。
ですが、人工水草の場合はこういった浄化能力は期待できません。
コケに弱い
人工水草は、コケにはちょっと弱い面も。
元気な水草の場合はコケを寄せ付けませんが、人工水草の場合はそうはいかず。特に茶色のコケはつきやすい傾向がありますね。
コケがついてしまうとメンテナンスを行う必要があります。
完全にメンテナンスフリーとはいかないので、そこは気を付けたいですね。
水草も弱ってしまったり、コケの勢いが強いと、負けてしまうことがあるので一概にデメリットとも言い切れませんが。
魚を傷つけるリスクがある
人工水草のなかには、プラスチック製で硬くとがっている部分があるものも。
そういった人工水草は、魚がぶつかったときにケガをしてしまう危険性があります。
特にエンゼルフィッシュなど、体高がある生体はケガをしやすいので、注意してあげてくださいね。
最近はシリコン製の軟らかいものも多く販売されているので、そういったものであれば安心ですよ。
人工水草を活用して手軽にレイアウトを楽しもう
この記事では人工水草の特徴やメリットとデメリットについてご紹介しました。
人工水草は
- 手間が少ない
- 枯れない
- 水草を育成するための環境が要らない
- 形が変わらない
といった利点があります。
特に、
- 水草を育てるのが苦手
- 手入れが面倒に感じてしまう
といった方がちょっと自然感を水槽に取り入れたいな、という時には人工水草が便利ですね。
メンテナンスの手間も少ないので、手軽にレイアウトを楽しむことができます。
ぜひ上手に取り入れてみてくださいね。
以上、いのりでした。