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こんにちは、いのりです。
今、ハーバリウムがすごく人気ですよね。
ハンドメイドの材料を扱うお店でも、専用のオイルや花材が販売されていて、手作りに挑戦される方も増えています。
ですが、いざ作ってみたら「花が色落ちしてしまった」「オイルに色が移っちゃった」ということがありませんか?
色落ちの原因はいろいろあるのですが、特に多い要因は
- オイルの種類
- 花材の色の付け方
- ハーバリウムの置き場所
の3つです。
そこで、この記事では、ハーバリウムの色落ちの原因として多い3つの要因と、その予防法についてご紹介していきます。
ハーバリウムが色落ちする原因
手作りしたハーバリウムの花が色落ちしたり、オイルに色が移ってしまう原因は、冒頭でもご紹介しましたが、次の3つです。
- オイルの種類
- 花材の色の付け方
- ハーバリウムの置き場所
他にもいろいろな要因があるのですが、特にこの3つが主な原因となります。
では、これらの要因について、予防する方法も含めて詳しくみていきましょう。
オイルの種類によって色落ちの度合いが変わる
ハーバリウムを作るときに使ったオイルの種類によって、色落ちのしやすさが変わります。
ハーバリウムを作るときによく使われるオイルは
- ミネラルオイル(流動パラフィン)
- シリコンオイル
の2種類です。
どちらも安全性が高く、ハーバリウムを作るときのオイルとして親しまれています。
しかし、この2種類を比べると、ミネラルオイルの方が少し色落ちがしやすい傾向にあります。
オイルの違いで起こる色落ちの対策
シリコンオイルとミネラルオイルでは、シリコンオイルの方が色落ちしにくいです。
とはいえ、ミネラルオイルを使ったら必ず色落ちする、というわけでもありません。ハーバリウム用に販売されているミネラルオイルは色落ちも少ないように感じています。どちらかと言えば、というようなイメージですね。
色落ちはなるべく防ぎたい、という作品にはシリコンオイルを使ってあげると良いかなと思います。
シリコンオイルとミネラルオイルの違いについては、別の記事で詳しくご紹介しています。あわせて読んでみてくださいね。
関連記事 ハーバリウムに使うオイルとは?種類や違い、使い分けるポイントを紹介
花材の色の付け方が大きなポイント
ハーバリウムの色落ちの原因として、一番大きなポイントが「花材の色の付け方」です。
ハーバリウムで使われている花材は着色されているものが多いです。
もっとも使われている花材といえばプリザーブドフラワー。このプリザーブドフラワーは色を抜いて脱色したあとに、再度色を着けて作ります。
このときの色の付け方が色落ちに関わってくるんです。
色の付け方で注意する点は?
色の付け方で気にしていただきたいポイントは「染料を溶いた液体が何か?」ということ。
染料を溶く液体でよく使われるものは
- 水
- アルコール
- オイル
です。
オイルで溶いた染料を使っている場合は、色落ちする心配があります。というのも、オイルとオイルは混ざり合うので、ハーバリウムで使うオイルに染料が溶け出してしまうことがあるんですね。
アルコールの場合も、どちらかと言えば溶けだすことがありますね。
ですが、水とオイルは混ざらないので、水で溶いた染料の場合は溶けだす可能性が低くなります。
また、プリザーブドフラワーのなかには、塗料をかけて色をつけているものも。
そのような色の付け方がされている花材は、色落ちしやすい傾向にありますので、ハーバリウムでの使用は避けた方が安心かと思います。
色落ちを防ぎたい方は、花材の色の付け方にも少し注意してみてくださいね。
ハーバリウムの置き場所にも注意
ハーバリウムは飾っておく場所によって、花材の色が落ちてしまうことも。
その原因は直射日光です。
本やぬいぐるみなども直射日光があたると色あせてきますよね。ハーバリウムでもそれは同じです。プリザーブドフラワーやドライフラワーも直射日光にあたると、色あせてしまいます。
そのため、ハーバリウムを飾るときは直射日光のあたらない場所にディスプレイしてあげてくださいね。
ハーバリウムの色落ちを防ぐには
ここまで、ハーバリウムの色落ちの主な原因と、対策についてご紹介してきました。
最後にまとめると、ハーバリウムの色落ちを防ぐための予防策は
- シリコンオイルを使う
- ハーバリウム用のミネラルオイルを使う
- 花材の色の着け方に気をつける
- 直射日光にはあてない
この4つのポイントを気をつけてみてください。色落ちする可能性をグッと減らすことができますよ。
以上、いのりでした。