【ハーバリウム】ミネラルオイルは普段使いにおすすめ!特徴や安全性を解説

ハーバリウムで使うミネラルオイルとは

こんにちは、いのりです。

ハーバリウムってとても人気ですよね。

そんな人気のハーバリウムを作ってみたいなと考えている方もいらっしゃるのでは?

ハーバリウムを作るのに必ず必要になるのが、容器の中に入れる液体です。あの液体には主に

  • ミネラルオイル(流動パラフィン)
  • シリコンオイル

の2種類が使われています。

この記事では「ミネラルオイル(流動パラフィン)」について、その特徴や安全性などをご紹介していきます。

ミネラルオイルはコストパフォーマンスが良くて、普段使いにおすすめですよ。

また、シリコンオイルについては別記事でご紹介していますので、こちらもあわせてご覧になってみてください。

関連記事 【ハーバリウム】シリコンオイルの特徴|綺麗な作品を作りたい方におすすめ!

ハーバリウムで使うミネラルオイル(流動パラフィン)の特徴

ミネラルオイルの特徴

ミネラルオイルの特徴は以下の4つです。

  • 価格が安い
  • 花材が浮きにくい
  • 粘度が低め
  • 寒さに弱い

価格が安い

ミネラルオイルはコストパフォーマンスが良いです。

ハーバリウムで使われるオイルは主に

  • ミネラルオイル
  • シリコンオイル

の2種類ですが、シリコンオイルと比べると、ミネラルオイルの方が全体的に価格が安いです。

そのため

  • ハーバリウムをたくさん作る方
  • 費用をおさえたい方

に向いているオイルといえます。

花材が浮きにくい

ミネラルオイルは中に入れる花材がシリコンオイルよりも浮きにくいです。

なぜならミネラルオイルの比重が、シリコンオイルよりも軽いからですね。

花材が浮きにくいので、ハーバリウムを作るときに作業がしやすいです。そのため初心者さんにとっては、ミネラルオイルの方がシリコンオイルよりも作りやすいですよ。

粘度が低め

ミネラルオイルは粘度が低めのものが多いです。

シリコンオイルの方が、どちらかと言うと粘度の高いドロっとしたものが多いのに対して、ミネラルオイルの方はサラっとしているものが多くあります。

サラっとしているので、容器にそそぎ入れるときに時間があまりかかりません。作業性が良いので、たくさん作るときはありがたいですね。

しかし、粘度が低いということは、中の花材が動きやすいという面も。

郵送したり持ち歩いたりしたときに、花材が動いてレイアウトが崩れてしまう可能性がありますので気をつけてくださいね。

ただ、その花材が動きやすい性質を利用して、花材がフワフワと動く作品を作ることもできますので、上手に使いこなしたいですね。

寒さに弱い

実はミネラルオイルは耐寒性があまり強くありません。

厳しい寒さで冷えてしまうと、ミネラルオイルそのものが白く濁ってしまいます。

ざっくりとした目安ではありますが、だいたい「-10℃」前後で白く濁ってしまいます。

ミネラルオイルはこんな人におすすめ

上記の「ミネラルオイルの特徴」4つを踏まえた上で、ミネラルオイルを使うのにおすすめしたい人は

  • ハーバリウムをたくさん作る方
  • 費用をおさえたい方
  • 初心者さんでハーバリウム作りに慣れてない方

ですね。

ミネラルオイルの成分

ミネラルオイルの成分

ミネラルオイルは実は石油由来のオイルです。

石油を蒸留や精製してりするときに得られる成分(炭化水素類)を精製したものです。

ミネラルオイルの他にもいろいろな呼び方がありまして、「流動パラフィン」や「リキッドパラフィン」なんて呼ばれたりもします。

ハーバリウム用のオイルとしては、

  • ミネラルオイル
  • 流動パラフィン

この2つのどちらかで呼ばれていますね。

ミネラルオイルの安全性

ミネラルオイルの安全性

ミネラルオイルの安全性は高く、ハーバリウム用のオイルとしてだけではなく、化粧品などでもよく利用されています。

例えば、ベビーオイルにはミネラルオイルが使われていますね。

引火点は確認が必要

ミネラルオイルは油です。そのため、引火点に気をつける必要があります。

引火点とは、火が近付いたときに着火して燃えてしまう温度のことです。

オイルは、消防法により引火点が250℃未満の場合は危険物に分類されてしまいます。所有量によっては届け出が必要になることも。

安全性の面から考えると、引火点は250℃以上のものを選びたいですね。

購入するときには、製品の説明に書いてある引火点を確認してみてください。

ミネラルオイルとシリコンオイルの違い

ミネラルオイル シリコンオイル 違い

ミネラルオイルとシリコンオイルの違いをざっくり比較すると以下のようになります。

ミネラルオイル シリコンオイル
価格 安い 高い
比重 花材が浮きにくい 花材が浮きやすい
色落ち 少しする ほとんどしない
耐寒性 -10℃まで -50℃まで
屈折率 高い 低め
使いやすさ

コストパフォーマンスが良くて使いやすいミネラルオイルと、クオリティの高いシリコンオイルという感じですね。

ミネラルオイルとシリコンオイルの違いについては、別の記事で詳しくご紹介しています。あわせてご覧になってみてくださいね。

 

参考 ハーバリウムに使うオイルの種類と違いとは|流動パラフィンって何?

おすすめのハーバリウム用ミネラルオイル

ハーバリウムを作るときに選ぶミネラルオイルは

  • 粘度
  • 引火点

に注意して選んでくださいね。

「ハーバリウム用」と書いてあるものであれば、ほとんどのものが大きな問題なく使うことができると思います。

こちらの商品は価格も安めですので、初心者さんの練習用や、たくさん作品を作るときにおすすめですよ。

ミネラルオイルは普段使いにおすすめ

この記事では、ミネラルオイルの特徴や安全性についてご紹介してきました。

ミネラルオイルの特徴は

  • 価格が安い
  • 花材が浮きにくい
  • 粘度が低め
  • 寒さに弱い

この4つです。

特徴を踏まえて、ハーバリウムを作るときにミネラルオイルを使うのにおすすめの方は

こんな人におすすめ

  • ハーバリウムをたくさん作る方
  • 費用をおさえたい方
  • 普段使い用のオイルを探している方
  • ハーバリウム作りに慣れていない初心者さん

ぜひ、ミネラルオイルを使いこなして素敵なハーバリウムを作ってみてくださいね。

以上、いのりでした。