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こんにちは、いのりです。
生き物にとって、飼育環境の温度は生命にかかわることですよね。
なのでアクアリウムを楽しむときに、飼育水の温度をコントロールしてあげることは、とても大切。
そこで、今回は水温管理に必須のアイテム、水温計の選び方についてご紹介。
水槽内の温度を把握することで、水温をコントロールする足掛かりにすることができますよ。
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水温計の選び方
水槽用の水温計には、とても多くの種類があります。
多くの水温計のなかから、自身の用途にあったものを選ぶためのポイントは次の5つ。
- アナログかデジタルか
- 取付方法
- 見やすさ
- デザイン性
- 精度
では順番に詳しくみていきましょう。
アナログかデジタルか
アクアリウムで使われる水温計には大きく分けると
- ゲージの位置を読み取って温度を把握するアナログタイプの水温計
- 数字が表示されるデジタルタイプの水温計
この2種類があります。
どちらも違った特徴を持っており、ご自身の好みやスタイルによって使い分けると良いかと思います。
アナログ式の特徴
アナログ式の水温計は、アクアリウム用の水温計として標準的なタイプ。
お手頃な価格で販売されており、ホームセンターなどでの取り扱いも多いことから、愛用者の多い方式ですね。
水槽内で目立ちがちなことや、水温を把握するときに毎回、目盛りを確認しないといけないことは少し注意が必要です。
また、ガラス製のものがほとんどですので、割れてしまうという大きな弱点も。
そのため大型魚の水槽で使う場合は気を付けたいですね。
デジタル式の特徴
デジタル式の水温計の特徴はなんといっても数字の見やすさです。
画面に水温が表示されるので、アナログ式のように目盛りを読む必要がないからですね。
水槽内に入れるのが、センサーのみであることが多く、目立ちにくいのもポイント。
ただ、電池で動いているものがほとんどで、電池切れによるメンテナンスの手間がかかるのは注意したいところです。
取付方法
水温計を選ぶときには取付方法もポイントになります。
特にアナログタイプのものは水槽に取り付ける方法がいくつかあるので、気を付けたいところ。
取付方法で代表的なものは次の3種。
- キスゴム
- マグネット
- 水槽のフチに引っかける
もっとも多いタイプはガラス面にピタっとくっつける「キスゴム」を使ったものですね。
キスゴムを使ったものは価格が安いものが多く、コストを抑えられます。
ただ難点もあって、キスゴムでくっつけるタイプのものは、気が付くと剥がれ落ちちゃっていることがわりとあるんですよね。
再度くっつけ直せば良いのですが、ちょっと手間に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「マグネット」で取り付けるものは、キスゴムのように剥がれ落ちることがほとんどないのが利点です。
価格もキスゴムとさほど変わりません。
ただ、マグネットの部分が少し目立つのが気になる点ですね。
水槽のフチに「引っかける」タイプの温度計も、種類は少ないものの販売されています。
有名なものでは、ADAから販売されている水温計。
とてもオシャレで、見た目の美しさを重視する方におすすめのタイプです。
ただし、ほかのタイプと比べると少し高価なことや、オールガラス水槽でないと設置が難しいことには注意が必要ですね。
ほかにも、水槽に浮かべて使うタイプなど、変わり種の水温計も販売されていますので、ご自身にあったものを探してみてください。
見やすさ
水温計は設置しているだけでは効果がなく、しっかりと数値を確認することが大切です。
ですが、数値を確認するときに何℃を指しているのか見づらいと、ストレスになってしまいますよね。
そのため、数字の「見やすさ」は、水温計を選ぶときのポイントのひとつ。
デジタル式のものは、数字がひとめでわかるので、見やすさという点では優れています。
しかし、アナログ式の場合は、商品によって見やすさが違いますので気を付けたいですね。
特に小型のものは数値を確認するのが大変なものもありますので、購入前に数字や目盛りが把握しやすいかどうか、しっかり確認してみてくださいね。
デザイン性
水温計はいろいろなデザインのものが販売されています。
常に目に付く場所に設置することが求められる器具でもありますので、見た目も大切なポイント。
インテリア性を重視した水草レイアウト水槽などでは、なおさらデザイン性にはこだわりたいですね。
オールガラス水槽の場合は、フチに引っかけて使うタイプのものが雰囲気も良くおすすめです。
精度
水温計に表示される水温と、実際の飼育水の水温は、ぴったり同じというわけではありません。
構造上、どうしても誤差が生じてしまいます。
そして、商品によってその精度には違いが。
シビアな水温調整が求められる生体を飼育する場合を除いて、基本的には問題になるような誤差ではないので、通常はそこまで気にする必要はないかもしれません。
ですが、どうしても差が気になる方や、水温に敏感な生体を飼育する方の場合は、精度の高いものを選択するのが良いですね。
水槽用の水温計の選び方まとめ
この記事では、水槽の温度をコントロールするときに必須のアイテム「水温計」について、その選び方をご紹介しました。
ご自身の用途やスタイルにあった水温計を選ぶためのポイントは
- アナログかデジタルか
- 取付方法
- 見やすさ
- デザイン性
- 精度
の5つです。
水温計は、各メーカーからいろいろな特徴をもったアイテムが販売されています。
今回ご紹介した5つのポイントを参考にして、使いやすい水温計を探してみてくださいね。
以上、いのりでした。