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こんにちは、いのりです。
この記事では花を飾ったままドライフラワーを作ることができる「ドライインウォーター法」と呼ばれる方法について紹介します。
ドライフラワーが飾られているお部屋ってナチュラルな雰囲気が演出されて素敵ですよね。ハンドメイドでドライフラワーを作るのも人気が高まっています。
そんな人気のドライフラワーが簡単に作れて、さらに生花も楽しむことができる方法が「ドライインウォーター法」です。
では、そのドライインウォーター法について、やり方や注意すべきポイントを解説していきます。
飾るだけ!ドライインウォーター法のやり方
ドライインウォーター法でドライフラワーを作る方法は以下の3つの手順です。
- 余分な葉っぱを取り除く
- 数センチ水を入れた花瓶などに花を挿す
- 乾くまで飾って変化を楽しむ
たったこれだけです。ほとんど花を楽しんでいるのと変わりませんね。
では次に、ドライインウォーター法でドライフラワーを作るときに注意したいポイントを解説していきます。
ドライインウォーター法のポイント
ドライインウォーター法でドライフラワーを作る際に注意してほしいポイントは以下の4つです。
- 水の交換は必要なし
- なるべく新鮮な花を選ぶ
- 風通しの良いところに飾る
- 直射日光の当たらないところに飾る
この4つについて、詳しく解説していきますね。
水の交換は必要なし
あくまでドライフラワーにするのが目的ですので、花瓶やフラワーベースに入れた水の交換は必要ありません。
また、水の量はなるべく少なくして、少しずつ蒸発して乾くようにしてください。最初に入れた水が乾ききった頃にはドライフラワーも完成しているかなと思います。
なるべく新鮮なお花を使う
咲いてから時間が経ったお花をドライフラワーにすると色が悪くなってしまいやすいです。
ドライインウォーター法では水にいけるため、花は元気になりやすいですが、やはり咲きたての新鮮なお花をドライフラワーの材料にした方が、綺麗に作りやすいです。
風通しの良いところに飾る
乾燥しやすくなるよう風通しの良いところに飾ってください。風通しが悪いとなかなか乾かず、色が悪くなる原因になってしまいます。
また、空気がよどむと、花にカビがはえることもありますので気をつけてください。
扇風機やエアコンの風を当てるのも効果的ですね。
直射日光の当たらないところに飾る
直射日光が当たる場所に飾っていると、色が悪くなってしまいます。
また、ガラス製などの透明なフラワーベースを使用している場合は、直射日光によって水の温度が上昇して花が傷んでしまいます。
完成までの期間は?
目安はだいたい1週間〜2週間です。
ドライインウォーター法はドライフラワーを作る方法の中では一番時間がかかりやすい方法です。気長に変化を楽しみながら、ドライフラワーになるのを見守ってくださいね。
ドライインウォーター法のメリット
- 手間が少ない
- 乾かしている間も花を楽しめる
- 花の丸みやふわっとした形を残しやすい
ドライインウォーター法のメリットは花を飾りながら簡単にドライフラワーが作れるということですね。
花瓶やフラワーベースに挿して飾っておくだけですので、コストもほとんどかかりません。
また、逆さまに吊るさないため、丸い形の花びらの形を残しやすいです。
ドライインウォーター法のデメリット
- 綺麗な色にするのが難しい
- 時期によっては時間がかかる
- 茎が弱い花は曲がってしまう
ドライインウォーター法のデメリットは、この3つです。
この方法でドライフラワーを作るときは、フラワーベースなどに花を挿して乾かすため、茎が細くて曲がりやすい花は乾く前に茎が曲がってしまいます。
また、どうしても乾かすのに時間がかかってしまいがちですので色が変色しやすいです。
花の鮮やかな色合いを残したいなという場合は、シリカゲルという乾燥剤を使って作る方法がおすすめです。こちらの記事で作り方を詳しく解説していますので読んでみてください。
ドライインウォーター法に向いているおすすめのお花
ドライインウォーター法に向いているお花を選ぶポイントは以下の2点です。
- 茎がしっかりしているもの
- 花の形がふんわりとしたもの
これらの条件があてはまる花は、ドライインウォーター法に向いているといえます。
ドライインウォーター法でドライフラワーにしやすく、おすすめのお花をいくつかご紹介します。
- アジサイ
- アナベル
- 秋色アジサイ
- かすみ草
- バラ
このなかでも特に秋色アジサイとかすみ草の2種類は、ドライインウォーター法に向いている花材です。
初めてドライインウォーター法でドライフラワー作りに挑戦する方はかすみ草で作ってみるのが良いと思いますよ。かすみ草は手に入れやすいのもポイントです。
ドライインウォーター法で生花とドライフラワーを楽しもう!
最後にドライフラワーをドライインウォーター法で作る方法をもう一度まとめると
- 余分な葉っぱを取り除く
- 数センチ水を入れた花瓶などに花を挿す
- 乾くまで飾って変化を楽しむ
となります。
このドライインウォーター法のメリットは生花を飾りながらドライフラワーが作れることです。またとても手軽に作ることができるのもメリットですね。
デメリットは茎が弱い花は曲がってしまって向いていないということ、そして綺麗な色を出すのが難しいことです。
秋色アジサイやかすみ草をドライフラワーにするときには特に向いている方法ですので、ぜひドライインウォーター法でドライフラワーにして楽しんでみてくださいね。