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こんにちは、いのりです。
夏から秋にかけて見られる花といえば、コスモスですよね。
コスモスはピンク色をはじめとした、カラフルで美しい花が楽しめると人気です。
そんな美しいコスモスを楽しむ方法のひとつとして、ドライフラワーにしてみるのはいかがでしょうか。
ドライフラワーにすることで、コスモスの花をより長く楽しむことができますよ。
コスモスを使ったドライフラワーの作り方
コスモスをドライフラワーにする方法として、おすすめなのがシリカゲルを使った作り方です。
コスモスは、花びらが薄く、茎もかなり細い植物です。
そのため
- 吊り下げて乾かすハンギング法
- 飾って乾かすドライインウォーター法
などでは、コスモスの形を保つことが難しいです。
ですがシリカゲルを使った方法なら、花も崩れにくく、綺麗な色も残しやすいですよ。
それでは、シリカゲルを使ってコスモスをドライフラワーにする方法をみていきましょう。
用意するもの
用意するものは
- コスモス
- ドライフラワー用シリカゲル
- 密閉容器
- スプーンやピンセットなどの小道具
です。
コスモス
用意するコスモスは、なるべく新鮮なものを選んでくださいね。
花が咲いてすぐ、というコスモスが向いています。
コスモスの色はお好みで。
ピンク色の花が鮮やかできれいなドライフラワーになるのでおすすめしたいですね。
ドライフラワー用シリカゲル
シリカゲルは乾燥剤です。
よくお菓子などの袋に入っている粒状のアレですね。
しかしながら食品で使われているシリカゲルは、ドライフラワー作りにはあまり向いていません。
粒が大きいので、細かなすき間に入らなかったり、花びらに粒の跡が残ってしまったりするからですね。
その点、ドライフラワー用のシリカゲルは粒が小さく、花のすき間にもしっかりと入って、花を乾かしてくれます。
ぜひドライフラワー用のシリカゲルをご用意してくださいね。
密閉容器
コスモスとシリカゲルを入れる容器です。
密閉することができれば、使う容器は100均のタッパーなどで問題ありません。
ただ、あまり大きな容器を使うと、シリカゲルがたくさん必要になってしまいます。
その点には少し注意してくださいね。
スプーンやピンセットなどの小道具
作業を進めるうえで、用意しておくと便利な道具は
- 大きめのスプーン
- ピンセット
- 筆
- ハサミ
などなど。
なくても大丈夫ですが、用意しておくと作業がはかどりますよ。
では、次に作り方をご紹介していきますね。
作り方の手順
シリカゲルを使って、コスモスのドライフラワーを作る手順をみていきましょう。
まずはじめに、全体の流れをざっくりとご紹介すると
- シリカゲルを容器に敷く
- コスモスの花を並べる
- コスモスをシリカゲルで埋める
- フタをして乾かす
- 乾いた花を取り出す
このような流れで作っていきます。
それでは、各手順を詳しく確認していきましょう。
シリカゲルを容器に敷く
まずは密閉容器にシリカゲルを敷き詰めます。
シリカゲルを入れる量の目安は、底から2センチ程。
密閉容器の深さによって、敷く量は調節してくださいね。
コスモスの花を並べる
ドライフラワーにするコスモスの花を、シリカゲルの上に並べていきます。
コスモスは、事前に茎をガクの下あたりで切っておきましょう。
複数の花材をいれるときは、花びら同士が重なったりしないように注意してくださいね。
コスモスをシリカゲルで埋める
コスモスを並べ終わったら、その上からシリカゲルをかけ、埋めていきます。
ただ、コスモスの花は繊細で壊れやすいです。
そのため、シリカゲルをかけるときはスプーンなどを使い、優しくかけていってあげてくださいね。
また、花びらのすき間にもしっかりとシリカゲルが入るように気をつけてくださいね。
シリカゲルがすき間にしっかり入っていないと、乾燥が思うようにいかないことがありますので。
フタをして乾かす
コスモスが完全に埋まったら、フタをして冷暗所に置いておきます。
完全に乾くまでの期間は、環境や花の状態にも影響されますが、おおよそ1週間ほど。
コスモスの花は水分が少ないので、ほかの花よりも少し早く乾きますね。
作った日を書いたメモを貼り付けておくと、容器に入れてから何日経ったかを忘れないので便利ですよ。
乾いた花を取り出す
1週間後、乾いてドライフラワーになったコスモスを取り出します。
ドライフラワーになったコスモスは壊れやすいので、取り出すときは気をつけてくださいね。
新聞紙などを広げて、そこに少しずつシリカゲルを取り出していくなど、とにかく慎重に作業をするのがポイントです。
花にくっついているシリカゲルの残りなどは、筆などを使って優しく取ってあげてください。
出来上がったコスモスのドライフラワーは、お好みの方法で飾って楽しんでくださいね。
コスモスのドライフラワーを保管する方法
コスモスのドライフラワーは花びらが薄く、色が落ちるのが早いです。
少し退色したドライフラワーも素敵ではありますが、やはり長く楽しみたいもの。
コスモスのドライフラワーを長く楽しむには、保管する方法がポイントです。
フタができる容器で楽しむ
コスモスのドライフラワーを長く楽しむには、フタができるガラス容器などがおすすめです。
たとえばビンなどにシリカゲルを少し入れ、そこにコスモスのドライフラワーを入れることで、ステキな色を長く楽しむことができますよ。
フタのある容器に入れることで、ドライフラワーの天敵である湿気から、花を守ることができるからですね。
また、もうひとつの天敵である直射日光にも注意して飾ってあげてくださいね。
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秋桜(コスモス)のドライフラワーを楽しもう
この記事では、コスモスをドライフラワーにする方法についてご紹介しました。
コスモスは花びらや茎が繊細で、ハンギング法やドライインウォーター法などとは、相性があまり良くありません。
ですが、シリカゲルを使った方法で、素敵なドライフラワーにすることができます。
可憐で美しいコスモスのドライフラワー作りにぜひ、チャレンジしてみてくださいね。