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こんにちは、いのりです。
かすみ草のドライフラワーは、ハンドメイド作品を作るときに欠かすことができない人気の素材ですよね。
- ハーバリウム
- スワッグ
- リース
- アクセサリー
などを作るときに、大活躍してくれます。
そんなかすみ草のドライフラワーですが、実はとても簡単に手作りすることができるんです。
難易度が低いので初心者さんでも失敗することが少なく、はじめてドライフラワーを作る方にもおすすめのお花なんですよ。
この記事では、簡単にかすみ草のドライフラワーを作る方法についてご紹介します。
また、かすみ草に色を付けたい方向けに、着色のやり方もあわせてご紹介していきますね。
かすみ草のドライフラワーの作り方
かすみ草のドライフラワーの作り方は、主に3つです。
- 吊り下げるだけのハンギング法
- 飾って乾かすドライインウォーター法
- シリカゲルを使って乾かす方法
かすみ草は花に含まれている水分が少ないです。そのため、ドライフラワー作りの難易度は低く、初心者さんにもおすすめですよ。
それでは、この3つの作り方を順番に詳しくみていきましょう。
かすみ草をハンギング法でドライフラワーにする方法
ハンギング法は、花材を吊り下げて乾かす方法です。
ドライフラワーの作り方のなかでは最も一般的な方法ですね。
ハンギング法の特徴は
- 手軽で簡単
- 色が落ちやすい
とにかく手軽に挑戦できるのがメリットですね。ただ、お花が退色しやすい点には注意してくださいね。
とはいえ、色あせた雰囲気もアンティーク感が出て素敵ですよね。このあたりはお好みですね。
用意するもの
かすみ草をハンギング法でドライフラワーにするときに必要なものは
- かすみ草
- 麻紐
です。
ドライフラワーにするかすみ草は、新鮮で元気なものを用意するのがポイントですね。咲き終わりの花を使うと、失敗してしまう原因になってしまうことも。
また、必ず必要というわけではありませんが「輪ゴム」があると便利です。あわせて用意しておくと良いですね。
作り方
かすみ草をハンギング法でドライフラワーにする流れは
このような流れで作っていきます。
それでは、次に各手順での注意点をみていきましょう。
茎に麻紐を結ぶ
乾いてくると茎が細くなってきて、麻紐から抜け落ちてしまうことがあります。そのため、落ちないようにしっかりと結んであげてください。
この時に輪ゴムを使ってしばると、茎が細くなっても抜けにくくなるので、抜け落ちるのが心配な方は輪ゴムも使ってみてください。
また、かすみ草は束ねて乾かすよりも、1本ずつ吊り下げた方が楽ですね。
というのも、乾いたあとは意外と崩れやすいので、束ねたものをほどくときにバラバラと崩れてしまうことがあるからです。
茎の分かれている部分を紐などで引っ掛けるように使うと、簡単に吊り下げることができます。お花の形に左右されますが、上手に活用できそうなときは試してみてください。
吊り下げる
紐で結んだかすみ草を、逆さまにして吊り下げます。
このときのポイントは、吊り下げる場所ですね。吊り下げるのに適した場所を選んであげてください。
吊り下げるのに向いている場所は
- 風通しが良い
- 湿気が少ない
- 直射日光が当たらない
この3つの条件が揃っているところが、ハンギング法で吊り下げるのに適しています。
乾かす
良い場所に吊り下げたら、あとは乾かすだけです。
季節や吊るす環境にもよりますが、だいたい10日くらいで完全に乾いてくれると思います。触ってみて、パリパリになっていれば大丈夫です。
関連記事 吊るすだけで簡単ドライフラワー!ハンギング法の作り方とは?
かすみ草をドライインウォーター法でドライフラワーにする方法
2つ目にご紹介する方法は、かすみ草を飾りながら乾かしていくドライインウォーター法です。
生花の状態を楽しみながら、ドライフラワーにすることができるのが特徴です。
また、ハンギング法と違って逆さまに吊り下げないので花や茎の変形を抑えることができますよ。
用意するもの
ドライインウォーター法で用意するものは
- かすみ草
- 飾る容器
こちらの2つ。基本的には飾るだけなので、用意するものは花材と容器だけですね。
作り方
かすみ草をドライインウォーター法でドライフラワーにする手順は
とてもシンプルですね。
とはいえ、いくつか注意したいポイントもありますので、少し詳しくみていきましょう。
水の入った容器にかすみ草をさす
容器はかすみ草を飾ることができるもので、水が入れられたらなんでも良いですね。お好みの容器を使っていただけたらと思います。
ドライフラワーにするのが目的ですので、水の量は少なめで大丈夫です。
また、用意するかすみ草は新鮮なものがおすすめです。咲いてから時間がたったものは避けた方が良いですね。
飾って乾かす
水の入った容器にかすみ草をさしたら、あとは乾くまで飾って楽しみましょう。
飾る場所として気をつけたいポイントは、ハンギング法と同様です。
- 風通しが良い
- 湿気が少ない
- 直射日光が当たらない
という条件に注意して、飾る場所を選んでみてください。
こちらも季節や環境によって前後しますが、だいたい10日から14日ほどでドライフラワーになりますよ。
関連記事 飾ったままでもドライフラワーが作れるドライインウォーター法とは?
シリカゲルを使って乾かす方法
3つ目にご紹介する方法は、シリカゲルという乾燥剤を使ってドライフラワーを作る方法です。
この方法の特徴は、花の色を残しやすいこと。かすみ草の白い色をキレイに残してドライフラワーにすることができます。もちろん、青やピンクに着色されたかすみ草もキレイにドライフラワーにできますよ。
用意するもの
シリカゲルを使う方法に必要なものは
- かすみ草
- シリカゲル
- 密閉できる容器
この3つです。
使うシリカゲルは、ドライフラワー用のものがおすすめです。
食品などでよく見かけるシリカゲルと違って、ドライフラワー用のシリカゲルは、細かな砂状になっています。そのため、かすみ草の花びらの間などの隙間にもしっかり入ってくれますよ。
使う容器は密閉できるものを用意してください。100均のタッパーなんかでも大丈夫ですよ。もちろん、ドライフラワーにしたいかすみ草がすっぽりと入るものを選んでくださいね。
かすみ草のサイズが大きいと、それに合わせて大きな容器が必要になりますし、シリカゲルの量も多く使うことになってしまいます。そのため、かすみ草をカットしたりして小さめにした方がやりやすいですね。
スプーンやピンセット、筆などがあると作業がやりやすくなります。必要に応じて用意してみてくださいね。
作り方
シリカゲルを使ってかすみ草をドライフラワーにする作り方の流れは
ほかの2つの作り方と比べると、少し手順が増えますね。順にポイントをみていきましょう。
容器にシリカゲルを敷く
まずは容器にシリカゲルを敷きます。
敷く量はざっくり2㎝くらいで大丈夫です。あまりに少ないとかすみ草がしっかりと乾かないので、少なすぎにはご注意を。
かすみ草を入れる
敷いたシリカゲルの上にかすみ草を並べて置いていきます。
注意したいポイントは、かすみ草が重ならないようにすることですね。
シリカゲルでかすみ草を埋める
並べたかすみ草をシリカゲルで埋めていきます。
あまり勢いよくかけてしまうと、かすみ草の花が潰れてしまいます。潰さないように、やさしくかけてあげてくださいね。
このときちょっと大きめのスプーンなどがあると作業がやりやすいと思います。余裕があればご用意していただくと良いかなと思います。
フタをして乾燥
かすみ草をシリカゲルで完全に埋めたら、フタを閉めて乾燥させていきます。置き場所は冷暗所が良いですね。
乾燥させる期間は、花の状態にも左右されますが、7日から10日ほど。埋めた日をメモに書いて貼っておくと、経った日数を忘れなくて済むのでおすすめです。
乾燥させた花を取りだす
ドライフラワーになったかすみ草は崩れやすいので、やさしく取り出してあげてくださいね。
花びらの隙間などにシリカゲルがくっついているときは、筆などでそっと取り除いてください。かすみ草のドライフラワーは花が取れやすいので、特に注意したい作業になります。
関連記事 シリカゲルを使って手作りドライフラワー!作り方や注意すべき点は?
保管方法
シリカゲルを使って作ったドライフラワーは、湿気に弱く、空気中に出しておくと早めに劣化してしまうことも。
可能であれば、フタができるガラスの容器などに入れてディスプレイや保管してあげると長く楽しむことができますよ。
また、ハーバリウムの花材にするのもおすすめです。
かすみ草を着色する方法
市販されているかすみ草のドライフラワーなどを見てみると、青や黄色、ピンクなどカラフルな色のついたものが見つかるかと思います。
実はこれは白いかすみ草に青やピンク、黄色などの色を着けているんですね。
着色のやり方はいろいろありますが、お手軽なのはプリンターのインクを使った方法です。
かすみ草に茎の切り口からインクを吸い上げてもらって、花に色を着けるんです。
では、必要なものと作り方をご紹介していきますね。
用意するもの
- かすみ草
- プリンターのインク
- 容器
インクはこちらの写真のような詰め替え用のインクを使います。
色は、お好きなものをご用意していただいて大丈夫です。プリンターの交換用インクは、通販や家電量販店、100均などで販売されていますよ。
容器はどのようなものでも大丈夫ですが、小さめのガラス瓶が使いやすいかと思います。無ければ紙コップでも大丈夫ですよ。
色のつけ方
インクは原液のままで大丈夫です。薄めると色が着くまでの時間が長くなってしまいます。
かすみ草がインクを吸いますので、インクが減っていきます。茎の切り口のところが浸かる量より多めに入れてくださいね。
花の状態にもよりますが、だいたい3時間から4時間ほどで、花に色がつきますよ。好みの色合いのところで取り出してくださいね。
花が咲いてから時間がたったかすみ草は、吸い上げる力も弱ってきているので、新鮮で元気なものを用意するのがコツですね。
かすみ草のドライフラワーの作り方まとめ
この記事では、かすみ草のドライフラワーの作り方についてご紹介してきました。
また、あわせてかすみ草に色を着ける簡単な方法もご紹介しました。
かすみ草をドライフラワーにする方法を再度まとめると
- ハンギング法
- ドライインウォーター法
- シリカゲルを使う方法
この3つの方法です。
また、かすみ草はプリンターのインクを使うことで、簡単に色を着けることができます。白い花だけでなく、いろいろな色のドライフラワーが作れますね。
かすみ草のドライフラワーは、そのまま飾って楽しむだけではなく
- ハーバリウム
- スワッグ
- リース
- アクセサリー
など、いろいろな場面でハンドメイドの素材として大活躍してくれます。
そんなステキなかすみ草のドライフラワー作りにぜひ、挑戦してみてくださいね。