熱帯魚の餌の保存方法|品質の劣化や、虫の発生をおさえよう【顆粒・フレーク】

餌の保管方法

こんにちは、いのりです。

熱帯魚の餌ってどのように保存していますか?

フレーク状や粒状の餌は、乾燥しているので消費期限も長そうに感じますよね。

実は乾燥している人工餌も、上手に保存してあげないと

  • 品質の劣化
  • 虫の発生

といったことがおきてしまいます。

劣化した餌は、生体にとっても良くない影響を与えてしまう危険性も。

餌によるトラブルを防ぐためにも、餌の保存方法には気を付けたいところです。

そこで、この記事では熱帯魚の餌の保存方法についてご紹介します。

人工餌は、保管のやり方をちょっと工夫するだけで、品質の劣化をおさえられ、虫がわくリスクもぐっと減らすことができるんですよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

餌の保存方法

冷蔵庫に保管しよう

熱帯魚用の人工餌は、開封したときから劣化が進んでいきます。

今回は、その劣化をおさえて保存する方法をご紹介。

その方法はとても簡単です。

ざっくり言うと、小分けにして、使わない分は冷蔵庫で保管するというもの。

それでは、用意するものや手順をみていきましょう。

用意するもの

この方法で用意したいものは1つ。

密閉できる袋や容器、です。

たとえば

  • ジップロック等のチャック付き袋
  • 小さな空き瓶
  • 小型のタッパー

などなど。

一番お手軽なのは、ジップロックなどの袋ですね。

数を揃えやすいですし、低コストで手に入ります。かさばりにくいのもポイント。

最近は100円ショップなどで、いろいろなサイズや柄のクリアバッグが販売されていますので、お気に入りのものをチョイスしてみるのも良いかもしれませんね。

丁度良いサイズ感の空き瓶がいくつかあれば、そういったものを活用しても良いですね。

保存するときの手順

さて、ちょうどいい入れ物が見つかったところで、次は保存する方法をみていきましょう。

熱帯魚の餌を補完するときは

STEP.1
まず、開封した餌を、用意した入れ物に小分けにして入れていきます。
STEP.2
小分けにした餌を冷蔵庫の中へ。
STEP.3
1袋は冷蔵庫に入れず、冷暗所で保管して、普段の餌やり用に。

密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管することで湿気や虫の害から餌を守ることができます。

また、劣化の原因のひとつである直射日光も避けることができますね。

ポイント

この方法で、ひとつ気を付けたい点が。

それは、冷蔵庫から小分けの容器を取り出すときです。

冷蔵庫から取り出してすぐは、容器もエサも冷えた状態。

その状態で開封してしまうと、結露してしまい餌がしけってしまいます。

そのため、冷蔵庫から取り出したときは、室温になるまで待ってから開封するようにしたいですね。

劣化した餌は不調の原因にも

水槽の写真

劣化した餌は、生体にとって不調の原因のひとつになりかねません。

そのため、餌の保管には気を配ってあげたいところ。

また、販売されている餌のほとんどには、使用期限が書いてあります。

購入する際には、なるべく期限が近くないもの(製造してから時間が経ってないもの)を選ぶと良いですね。

使いきる目安は3か月から6か月

熱帯魚の餌を使いきる目安は、ざっくり3か月から6か月といったところです。

今回ご紹介した保存方法で保管していても、半年ほどで使いきるようにしたいですね。

(とはいえ、使い切るのはなかなか難しいのですが…)

もし使いきれなかったときは、次はもうちょっと少量サイズのものを探してみるのもひとつ。

お買い得だから、と大きなサイズのものを選ぶのは避けた方が良いかなと思います。

私もたくさん入ったオトクパック的なものを買って結局ほとんど使う前に傷んでしまった…ということがありました。オトクに買ったつもりが逆に高くついたことに。

以前の私のような失敗を避けるためにも、熱帯魚の餌は、使いきれそうなサイズのものを選びたいものですね。

餌の保存方法のまとめ

ディスカスの水槽

この記事では、粒状やフレーク状の餌を保存する方法をご紹介しました。

熱帯魚の餌は、保管状態が悪いと

  • 品質の劣化
  • 虫の発生

といったトラブルが起きてしまいます。

餌の劣化は、生体の不調の原因にもなりかねません。

そのため、上手に保存する方法を知っておくと、非常に便利です。

今回ご紹介した方法は、密閉容器に小分けし、使わない分は冷蔵庫で保管する、という方法です。

密閉容器は

  • ジップロック等のチャック付き袋
  • 小さな空き瓶
  • 小型のタッパー

といったものが活用できます。

なかでもジップロックなどのチャック付き容器が使いやすくておすすめですね。

冷蔵庫で保管することで、湿気や虫の害から餌を守ることができます。

餌の劣化をおさえることができますので、ぜひ参考にして、試してみてくださいね。

以上、いのりでした。