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こんにちは、いのりです。
外部フィルターのろ過能力をもう少し上げたいなと感じるときは、サブフィルターを使うのがおすすめです。
サブフィルターを使うことで、お手軽にろ過能力を向上させることができます。
とはいえサブフィルターには気をつけるべきデメリットも存在します。
サブフィルターを導入するにあたっては、しっかりとメリットとデメリットをおさえて検討しておくのが良いですね。
というわけで、この記事ではサブフィルターの効果や、メリットとデメリット、初心者さんにおすすめのサブフィルターなどについてご紹介していきます。
サブフィルターとは
サブフィルターとは、ろ過を行うメインフィルターのろ過槽の前に設置するフィルターのことです。プレフィルターと呼ばれることもありますね。
サブフィルターはモーターなどの動力は無く、メインフィルターの動力を使います。
動力を追加せずに、ろ過スペースを増やすことができるのが特徴です。その使い勝手の良さから、愛用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サブフィルターの種類
サブフィルターの種類を大きく分けると以下の2種類に分けられます。
- ろ過槽を追加するタイプ
- 給水パイプに取り付けるタイプ
ろ過槽を追加するタイプとはこちらの商品などが有名ですね。
サブフィルターと言うと、ろ過槽を追加するタイプの方を指していることが多いです。
基本的にはサブフィルターは外部フィルターと組み合わせて使います。
メインのろ過槽の前にろ過できるモノということなので、広い意味では給水パイプのところに取り付けるタイプである「ストレーナースポンジ」も、サブフィルターのひとつと言えますね。
この記事では、「ろ過槽を追加するタイプ」のサブフィルターを中心にご紹介しています。
サブフィルターの効果
サブフィルターを使うことで得られる効果はメリットだけではなく、デメリットもあります。
どんなメリットとデメリットがあるのか、みていきましょう。
サブフィルターのメリット
サブフィルターを使うことで得られるメリットは以下の2つです。
- ろ過能力が上がる
- メンテナンス時の水質悪化を抑えられる
ろ過能力が上がる
ろ材をいれるスペースが増えるため、ろ過能力が上がります。
使用するにろ材にもよりますが、特に生物ろ過を強化することができますので、水質の維持がグッと楽になりますよ。
参考 【初心者向け】生物ろ過の仕組みとは?覚えておきたいポイントは6つ
メンテナンス時の水質悪化を抑えられる
フィルターを使っていると、目詰まりなどが起こるため、ろ材のメンテナンスはどうしても避けられないことですよね。
ろ材は掃除をすると、ろ過バクテリアが減少してしまい、ろ過能力が落ちてしまうことがあります。
そのため、ろ材のメンテナンスをしたことで、生物ろ過の能力が足りなくなり水質が悪化してしまうケースがあるのですが、サブフィルターを使うことでその悪化を抑えることができます。
なぜなら、サブフィルターを使いろ過槽を2つにすることで、メンテナンスの時期をずらして掃除を交互に行うことができるようになるからです。そうすることで、掃除によるろ過能力の低下を掃除をしてない方のろ過槽でカバーすることが可能になるんですね。
よって、メンテナンスの際に起こる一時的な水質悪化を抑えることができます。
サブフィルターのデメリット
サブフィルターを使うと発生するデメリットは以下の3つです。
- 水の流量が少なくなる
- 設置場所が増える
- 初期費用がかかる
水の流量が少なくなる
サブフィルターを使うと、フィルター全体の水の流量が少なくなってしまいます。
ろ材増えたり、水が流れる距離が増えたりしたことによる抵抗の増加が原因ですね。
流量の低下は基本的にはデメリットですが、水流が強すぎて、弱くしたいなと考えている場合はメリットとなることも。
とはいえ、あまりに流量が少なくなるとろ過に問題が出てきますので注意したいですね。
関連記事 外部フィルターの水流を弱くする4つの方法とは?初心者でも大丈夫!
設置場所が増える
ろ過槽を追加するタイプのサブフィルターは、追加のろ過槽を置くスペースが必要になります。
そのため、外部フィルターのみを使っている時よりも2倍近いスペースを使うことになってしまいます。ホースの取り回しも複雑になってしまいます。場合によっては場所が確保できず、サブフィルターの導入を諦めないといけいないことも。
サブフィルターを導入する前に設置スペースが十分に確保できるかしっかりと確認しておくと良いですね。
初期費用がかかる
サブフィルターを導入する際には、追加するサブフィルターの購入費用のほかに、中に入れる「ろ材」の費用も必要になります。
意外とコストがかかってしまいますので、「本当にサブフィルターが必要なのか」を十分に検討してから導入するようにしてくださいね。
サブフィルターがない状態でも水質が問題なく安定しているようであれば、導入が必要ないケースがほとんどだと思います。
サブフィルターを使う場面はいつ?
サブフィルターを導入する場面は以下のようなケースです。
- ろ過が足りない
- 生体を追加する
- メンテナンスの際の保険に
- メンテナンスの間隔を伸ばしたい
こういったときに、サブフィルターを導入すると良いかなと思います。
特に生体を過密気味に飼育していて、生物ろ過が不足しているような水槽では、水質を改善するのに役立ってくれますよ。
初めてのサブフィルターにおすすめの商品
始めてサブフィルターを使う方には、エーハイムのサブフィルターをおすすめします。
エーハイムのサブフィルターは、構造的には動力となるモーターがないクラシックフィルターです。
外部フィルターのなかでも非常に人気のあるエーハイムの各種外部フィルターと相性が良く、初めての人でも簡単に丁度良いサイズのサブフィルターを選ぶことができるので、おすすめです。
また、サブフィルターを導入するときは、メンテナンスを簡単にするためにダブルタップもあわせて導入すると良いですね。
残念ながらエーハイムのサブフィルター本体にはダブルタップは付いていないので、セットになっている商品を探すか、単品で購入しておきましょう。ちょっと高価ですが、あるのとないのとではメンテナンス性に大きな差ができますので、ぜひとも。
なお、使用するホースの太さとあったものでないと使えないので、購入する際は対応する径に注意してくださいね。
サブフィルターを上手に活用しよう
この記事ではサブフィルターの効果や、メリットとデメリット、初心者さんにおすすめのサブフィルターなどについてご紹介してきました。
サブフィルターは動力を増やすことなくろ過能力を引き上げることができるので、とても便利なアイテムです。
そのメリットは
- ろ過能力が上がる
- メンテナンス時の水質悪化を抑えられる
この2点です。
特に、生物ろ過の能力をぐっと引き上げて、水質を維持するのに効果的ですよ。
ただ、デメリットとして
- 水の流量が少なくなる
- 設置場所が増える
- 初期費用がかかる
といった点もありますので気を付けてください。
特に水の流量が少なくなってしまうことは注意が必要ですね。
デメリットに注意しながら上手にサブフィルターを活用して、アクアリウムを楽しんでみてくださいね。
以上、いのりでした。