水槽の横に置ける外部フィルター|横置きのメリットやおすすめの商品を紹介

水槽の横に設置できる外部フィルターとは

こんにちは、いのりです。

水槽の「ろ過フィルター」のなかでも、特に人気なのが外部フィルターですよね。

そんな人気の外部フィルターですが、水槽の下に設置するスペースがないと使えないと思っていませんか?

実は外部フィルターのなかには、水槽の横に設置することができるタイプのものがあるんです。

この記事では、水槽の横に設置できる外部フィルターについて、横置きするメリットや、対応しているフィルターのなかでおすすめの商品についてご紹介します。

水槽の下にスペースがなくても、外部フィルターの導入を諦めるのはまだ早いかもしれませんよ。

外部フィルターを横置きするメリット

外部フィルター横置きのメリット

外部フィルターを水槽の横に設置するメリットは主に次の3つです。

  • 水槽の下にスペースがなくても置ける
  • 設置が簡単
  • ホースが短いので掃除が簡単

水槽の下にスペースがなくても置ける

外部フィルターは基本的には水槽より下に設置する必要があります。サイフォンの原理を利用するからですね。

そのため、水槽の下に外部フィルターを設置するスペースが必要になります。

スペースがないケースの例としては、水槽を棚などに設置して

  • 下に物が置いてある
  • フィルターが置けるほどの高さがない

といったことが考えられますね。

また、上下2段に水槽を置くことができるタイプの水槽台を使っていて、下に設置した水槽で外部フィルターが使いたい、というケースもあったりしますね。

通常の外部フィルターであれば、上記のようにスペースがない場合は設置することはできません。

しかし、横置きに対応している外部フィルターであれば下にスペースがなくても設置することができます。もちろん横にスペースがあることが前提ではありますが。

この設置できるスペースに選択肢ができることが横置き対応の外部フィルター最大のメリットですね。

設置が簡単

水槽の横に外部フィルターを設置する場合は、通常のように水槽下に設置するよりも作業が簡単になる場合が多いです。

外部フィルターを水槽の下に設置するときは、狭い場所で下からホースを水槽に伸ばしたりする作業が必要になります。対して外部フィルターを水槽の横に設置するときは、広いスペースで作業できるので簡単です。

ホースが短いので掃除が簡単

水槽までの距離が近いので、ホースが短くてすみます。

そのため、掃除などのメンテナンスが簡単になります。

その理由はホースが短いので取り回しが楽なことと、掃除する距離が短いこと。

ホースが長いと意外と掃除するのが大変なんですよね。水場までもっていくのも面倒ですし。ホースは短い方がメンテナンス性は上がると思います。

外部フィルターを横置きするデメリット

外部フィルター横置きのデメリット

外部フィルターを水槽の横に設置することは、 メリットだけでなくデメリットもあります。

そのデメリットとは

  • フィルターが丸見え
  • 水中モーターが水槽内で目立つ

この2点です。

フィルターが丸見え

水槽の横に外部フィルターを置くと、フィルターが丸見えになってしまいます。

インテリア性を水槽に求めた場合は、外部フィルターが目立ってしまうのはデメリットになってしまいますね。

水中モーターが水槽内で目立つ

水槽の横に設置できる外部フィルターは動力が水中モーターです。

水中モーターは意外と大きく、水槽内で目立ってしまいます。

水草をきれいにレイアウトした水槽などでは、水中モーターが目立ってしまうのはあまり嬉しくないポイントですよね。

上手に隠すことができれば良いのですが、大きさの関係で難しいことも。

こういったデメリットもありますので、横置き対応の外部フィルターはよく検討してから導入すると良いかなと思います。

横置き対応しているおすすめ外部フィルター

横置きに対応しているおすすめの外部フィルターを4つご紹介します。

  • GEX メガパワー6090
  • GEX メガパワー2045
  • テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60
  • テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30

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GEX メガパワー6090

こちらは「GEX」というメーカーから販売されている外部フィルター「メガパワー6090」です。

対応している水槽のサイズは60センチから90センチです。

ですが、水の流量がちょっと控えめなので90センチ水槽で使うのは少しパワー不足かもしれません。60センチ水槽だとしっかり活躍してくれますね。

メガパワー6090の良いところは、ろ過槽の容量が大きいことです。後ほどご紹介するテトラの「VAX-60」のろ過槽が約3リットルに対して、メガパワー6090は約5リットルのろ材を入れることができます。

ただ、ろ過槽が大きいため、本体のサイズが大きいのが少し気になる部分ですね。導入前にスペースがあるかどうか確認してくださいね。

また、水中モーターが大きくて目立ってしまうことも気をつけたいところです。

ろ材をたくさん入れて、しっかりろ過したい方におすすめです。

GEX メガパワー2045

GEXのメガパワーシリーズのなかでも小型水槽向けなのが「メガパワー2045」です。

こちらは水量が10リットルから35リットルの水槽に対応しています。だいたい20センチから45センチ水槽が当てはまりますね。

メガパワー2045最大の特徴は、その独特な見た目です。本体を縦に設置するだけでなく、横に倒した状態でも設置することができます。

そのため、高さが気になる場所でも、横に倒して設置できますよ。

小型の水槽で使える外部フィルターは種類が少ないです。もし小型水槽で外部フィルターを導入しようとお考えでしたら、メガパワー2045を選択肢に入れてみてくださいね。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-60

「テトラ」というメーカーから販売されている「バリューAXパワーフィルター VAX-60」という外部フィルターです。

こちらも横置きができる外部フィルターの代表的なアイテムですね。

VAX-60は60センチ水槽に対応している外部フィルターです。

先ほどご紹介したGEXのメガパワー6090と比べると、

  • ろ過槽が小さい
  • 本体がコンパクト
  • 水の流量が多い

という違いがあります。

省スペースですませたい方は、こちらがおすすめですね。

テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30

テトラから出ている横置き外部フィルターには「バリューAXパワーフィルター VAX-30」という小型のものも。

対応水量が9リットルから16リットルとなっていて、小さめの水槽で使えます。

先にご紹介したGEXのメガパワー2045との違いは主に

  • デザイン
  • 対応する水量が小さい
  • 水の流量が多い

といった点ですね。

とはいえ、性能に大きな差はないので、見た目やメーカーの好き嫌いなどで選んでしまっても良いと思いますよ。

こういった小さい水槽で使える外部フィルターは種類が少ないので、小型水槽で外部フィルターを検討している方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

水槽まわりのスペースにあわせた外部フィルターを使おう

スペースに合わせて外部フィルターは選ぼう

この記事では、水槽の横に設置できる外部フィルターについて、横置きするメリットや、対応しているフィルターのなかでおすすめの商品についてご紹介しました。

外部フィルターを水槽の横に設置するメリットは

  • 水槽の下にスペースがなくても置ける
  • 設置が簡単
  • ホースが短いので掃除が簡単

この3つです。

特に水槽の下にスペースがなくても設置できる点が横置きする最大のメリットですね。

ただしデメリットもあって

  • フィルターが丸見え
  • 水中モーターが水槽内で目立つ

といった点には気を付けてください。

水槽周りのスペースにあわせて、横置きができる外部フィルターを上手に使ってアクアリウムを楽しんでくださいね。

以上、いのりでした。