【ぶくぶく】投げ込み式フィルターの特徴や使い方を解説!

金魚

こんにちは、いのりです。

「ぶくぶく」の愛称で親しまれているフィルターといえば「投げ込み式フィルター」ですよね。

アクアリウムをやっていない方でも、1度は目にしたことがあるのでは、といっても良いくらいにメジャーなアイテムです。

この記事では、そんな投げ込み式フィルターについて、特徴や使い方などを解説していきます。

併せておすすめの商品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ぶくぶく、投げ込み式フィルターって何?

投げ込み式フィルターとは、水の中に沈めて使うフィルターのことです。

エアーポンプから空気を送り込んで「ぶくぶく」させて使います。

この時の様子から、この愛称がついたのかもしれませんね。

ぶくぶくと空気が動くとき、一緒に水も動かすので、その力を利用してフィルター内部に水を循環させてろ過をします。

投げ込み式フィルターのメリット

  • とにかく安い
  • 流通量が多く、ホームセンターでも簡単に手に入る
  • メンテナンスが簡単
  • 設置作業が簡単
  • エアーポンプ式はエアレーション効果も期待できる
  • 商品によっては拡張パーツでカスタマイズできる

投げ込み式フィルターはとにかく扱いやすいのが最大の特徴ですね。

セットして水槽に入れ、エアーポンプの電源を入れるだけで水をキレイにしてくれます。

取り扱いがとにかく楽なので、メインで使っているフィルターにトラブルが起きた時の予備や、隔離水槽用のフィルターに使うのもおすすめです。

また、簡単に手に入れられるのも特徴です。

ホームセンターなどでも販売されていることが多く、その価格も非常に安価。入手性に関してはかなり高い種類のフィルターと言えます。

エアーポンプを使って「ぶくぶく」させて使うという構造上、水槽内に酸素を溶け込ませるエアレーション効果も期待できます。

そのために別途エアーストーンなどを使う必要がなくなることもメリットですね。

投げ込み式フィルターのデメリット

  • ろ過能力があまり高くない
  • 水槽内で目立つ
  • エアレーション効果があるため二酸化炭素が抜けてしまう

ろ過能力があまり高くないことには注意が必要です。

そのため、水質の悪化に敏感な種類の生体にはあまり向いていません。

また、意外と存在感があるので、水槽内で目立ってしまいます。水槽内の見た目が気になる方は注意してくださいね。

隠すのは結構むずかしいサイズですので。

他にも、水草を育てている方で、二酸化炭素を添加している場合も注意が必要です。

というのも、投げ込み式フィルターはぶくぶくさせるので、添加した二酸化炭素を逃がしてしまいます。

そのため、水草水槽での使用にもあまり向いていません。

カスタマイズでパワーアップ、ろ過能力を上げる小技

投げ込み式フィルターは拡張パーツが販売されており、組み合わせて使うことでろ過能力を上げることができます。

また、ちょっとした工夫で、ろ過能力をぐっと上げる方法も。

砂利に埋めてろ過能力アップ

投げ込み式フィルターは水を底の部分から取り入れ、上に出します。

そのため、砂利に埋めてしまうことで、砂利の中にも水が循環するようにできます。

砂利の中にもろ過をしてくれるバクテリアが住み着いているので、水がそこを通る分、ろ過能力の向上が期待できますよ。

この方法は、アクアリウムショップでも時折見かける方法だったりしますね。

投げ込み式フィルターを砂利の中に埋めて、煙突部分だけひょこっと出して使っているところを見かけます。

底面式フィルターと組み合わせる

砂利に埋めて使う方法の別バージョンです。

投げ込み式フィルターには底面式フィルターと直結して使うことができる商品があります。

底面式フィルターと組み合わせて使うことで、投げ込み式フィルターのろ過能力に底面式フィルターのろ過能力がプラス。

この方法ですと、ろ過能力もぐっと上がり、メインフィルターとしても活躍してくれますよ。

ろ材を自分好みにカスタマイズ

商品によりますが、標準でセットされているろ材以外にも、活性炭が入ったろ材やコケの発生を抑えてくれるものが販売されています。

中のろ材をより強力なものに変更することで、ろ過能力を上げることができます。

また、セットされているろ材を取り除き、空いたスペースにリングろ材などの多孔質でより効果のあるろ材を入れることも。

投げ込み式フィルターと相性が良い生体

ろ過能力を必要とする生体や、水草水槽とは相性があまりよくありません。

それ以外の生体であれば、十分な働きをしてくれますね。

特に相性が良い生体は

  • 金魚
  • グッピー
  • ネオンテトラなどの小型魚
  • メダカ

などなど。

ただ、あまりたくさんの数を飼育するには、ちょっと力不足の面がありますので気を付けてくださいね。

おすすめの投げ込み式フィルター

投げ込み式フィルターのなかでも、私がおすすめする商品は「水作エイトコア」です。

投げ込み式フィルターを代表する超ベストセラー商品ですね。

水作エイトコアをおすすめする理由

水作エイトコアのおすすめポイントは

  • 水量に合わせてサイズが選べる
  • 拡張パーツが豊富
  • どこでも売っている
  • 標準でついているろ材が丈夫で繰り返し使える
  • メンテナンスが簡単にできる構造
  • 愛用者が多く、カスタマイズ例の情報が豊富

この6つ。

さすがベストセラーになる商品ですね。

特に標準でついているろ材そのものが丈夫なのは、うれしいポイントです。

すぐにダメになって交換しないといけないものだと、せっかく住み着いたろ過バクテリアを全て捨ててしまうことになりますからね。

水作エイトコアのものは汚れても耐久力があるので、もみ洗いをして再利用できます。

住み着いたバクテリアを全て捨てることなく、長期間利用することが可能なんですよね。

また、拡張パーツが豊富であることや、利用者が多く情報もたくさんあるというのも嬉しいポイントです。

ぜひ使ってみてくださいね。

なお、水作エイトコアについては別記事で詳しくご紹介していますので、よかったらあわせて見てみてくださいね。

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投げ込み式フィルターの特徴と使い方まとめ

投げ込み式フィルターはとにかく扱いやすいアイテムです。

その特徴を簡単にまとめると

  • 安くて流通量が多く手に入れやすい
  • メンテナンスが簡単
  • 見た目は目立ってしまう
  • カスタマイズの方法が多い

安くて扱いやすいので、トラブルの際の予備フィルターとして置いておくのもおすすめですよ。

うまく使いこなしてアクアリウムを楽しんでいただけると幸いです。

以上、いのりでした。

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