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こんにちは、いのりです。
白い砂を敷き詰めた水槽って明るく見えてキレイですよね。
でも、白い底床を使うときは注意が必要なポイントが意外と多いんです。
白い底床材を導入する際は、注意点をよく理解してから検討してほしいですね。
そこで今回は、白系の底床におけるメリットデメリット、注意したいポイントをまとめたいと思います。
見た目が美しい白い砂や砂利
底床の色合いには黒っぽいものや、茶色系、大磯砂のように自然の砂利のようなものまで様々な種類があります。
なかでも白い砂利や砂は、水槽の中が明るく見えると人気。
白い底床は水槽内がさわやかに感じて、見栄えがとても良いですよね。
そんな白い砂や砂利のポイントをみていきましょう。
白い砂、砂利を使うメリット
白い底床を使うと、水槽の中が明るく見えます。
照明の光を反射しますし、白は水槽内が広く感じるという効果も。
この美しい見た目こそ白い底床の一番のメリットと言えると思います。
また、白い砂とブラックウォーターを組み合わせることで、アマゾンのネグロ川をイメージした水景を表現することができますね。
白い砂や砂利を使うメリットをまとめると
- 見た目が良い
- 明るい雰囲気になる
- ネグロ川をイメージできる
の3つです。
白い砂、砂利を使うデメリット
白い砂や砂利はゴミや魚の糞が目立ってしまいます。
ほかの色では目立たなかった程度の糞でも気になってしまうことも。
糞だけでなく、底床そのものの汚れも目立ってしまいますね。底床材が、コケの影響を受けて汚れてしまうと大変です。
真っ白だった底床が、くすんだ色に変わっていってしまい、「なんか汚い…」となってしまうことも。
また、明るい底床は熱帯魚の体色にも影響を与えます。
基本的に熱帯魚たちは、周りが明るい色の場所に居ると、体の色が薄くなることがあります。
全ての魚に影響するわけではありませんが、体の色が特徴的な魚たちとはあまり相性は良くありませんね。
白い砂や砂利のデメリットをまとめると、
- 糞などの汚れが目立つ
- コケなどで色がくすんでくる
- 魚の色が薄くなってしまうことがある
といったことが挙げられます。
白い底床を使うときのポイント
上記のメリットとデメリットを踏まえて、白い底床を使うときのポイントを整理すると
- まめに底床掃除をする
- まめにガラス面のコケも落とす
- 魚の体色を重視する場合は使用を控える
の3点ですね。
まず、白い底床は汚れが目立つため、こまめに底床を掃除してあげると良いですね。
プロホースなどの水換えホースを使用すると、糞などのゴミを簡単に掃除することができるのでおすすめです。
また、白色は水槽全体を明るくしますので、壁面にはえたコケも目立たせてしまうことに。
ですので、ガラス面の掃除もこまめにしてあげると良いですね。
そして白くて明るすぎる空間は、魚の体色を薄くさせてしまう可能性があります。
体色を重視する生体を飼育する場合は、白い底床の使用は避けた方が無難だと思います。
もし使うのであれば、照明の光量を減らしたり、水をブラックウォーターにすることで多少、生体の変化を和らげることができるかもしれません。
もちろん、ブラックウォーターは生体との相性を考えて導入してあげてくださいね。
水草レイアウトで使うケースも
近年は白い砂を敷き詰めて使う以外に、水草レイアウトで化粧砂として使用されるケースも増えてきました。
ソイルと敷き分けて使ったり、奥行きを演出するために「道」を表現したりと様々な使い方がされています。
レイアウトに奥行きや広がりを与えてくれるため、白い砂はとても重宝しますね。
ただ、ソイルと併用すると、メンテナンス面で手間が増えてしまいます。
白い砂の部分にソイルが入ってくるとすごく目立ってしまうんですよね。
そのため、砂とソイルが混ざらないよう何かしらの工夫が必要になります。
白は白でもサンゴ砂には注意
白系の底床の中には、白化サンゴを砂状に加工した「サンゴ砂」というものもあります。
サンゴ砂は水質をアルカリ性に傾ける性質を持っている砂。
そのため海水水槽やアフリカンシクリッドなど、アルカリ性を好む生体に合わせた環境にする時によく使われます。
ネオンテトラなど一般的な熱帯魚は、中性から弱酸性を好むものが多いです。
そういった生体とはあまり相性が良くないので、使用する際は気を付けたいですね。
まとめ:白い底床はお手入れをこまめに
今回は白い底床材のメリットとデメリットや、使用時に注意したいポイントについてご紹介しました。
白い砂や砂利のメリットは
- 見た目が良い
- 明るい雰囲気になる
- ネグロ川をイメージできる
の3つです。
そしてデメリットは
- 糞などの汚れが目立つ
- コケなどで色がくすんでくる
- 魚の色が薄くなってしまうことがある
という点。
白い砂を敷き詰めた水槽はとても綺麗で魅力的ですね。
ですが、とにかく汚れが目立つのが難点。
こまめにお手入れができないと、綺麗な状態をキープすることはちょっと難しいですね。
メンテナンスの手間がかかってしまうのが大きなデメリットといえます。
それでも、とても綺麗な水槽を作ることができますので、手間を掛ける価値はありますよ。
明るい雰囲気の水槽を作りたい時は、白い底床を使ってみてはいかがでしょうか。
以上、いのりでした。