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こんにちは、いのりです。
カーネーションといえば、母の日のプレゼントとして人気のお花ですよね。
ギフトによく使われるお花ということで、「せっかくだから長く楽しみたいな」とお考えの方も多いと思います。
そこで、カーネーションを長く楽しむ方法のひとつとして、ドライフラワーにしてみるというのはいかがでしょうか?
ドライフラワーにすることで、素敵なインテリアとして生花よりも長く楽しむことができますよ。
この記事では、カーネーションをドライフラワーにする方法を2種類ご紹介します。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
カーネーションでドライフラワーを作る方法
カーネーションをドライフラワーにする方法はいくつかありますが、今回は初心者さんでも比較的、失敗が少ない方法を2つご紹介します。
その2つの方法とは
- 吊るして乾かすハンギング法
- シリカゲルを使う方法
です。
それでは、この2種類の必要な道具や作り方について順にみていきましょう。
吊るして乾かすハンギング法
まずひとつめにご紹介するのは、花材を吊るして乾かしていくハンギング法と呼ばれる作り方。
ドライフラワーの作り方としては、1番ポピュラーなやり方ですね。用意するものも少なく、初心者さんでも気軽に挑戦できますよ。
ハンギング法の主な特徴は
- 手順が簡単
- 退色しやすい
です。
手順が簡単なので簡単に挑戦できます。
色が退色しやすく、色あせた雰囲気のドライフラワーになります。色あせたアンティーク風のドライフラワーを作りたいときにはハンギング法がおすすめです。
用意するもの
ハンギング法で必要なものはこちらの2つ。
- 麻紐
- 輪ゴム
基本的には麻紐だけでも大丈夫ですが、カーネーションの場合は輪ゴムも用意しておくと良いですね。
ハンギング法の作り方
ハンギング法の手順は
- 茎の下の方をしばる
- さかさまに吊り下げる
- 乾くまで待つ
これだけでカーネーションをドライフラワーにすることができます。
それでは各手順のポイントをご紹介していきますね。
茎の下の方をしばって束ねる
まず最初に、カーネーションの茎を麻紐でしばります。
カーネーションは水分を多く含んでいるので、あまりたくさん束ねない方が良いですね。たくさん束ねてしまうと、乾きにくくなって、失敗する原因になってしまいます。
多くても3、4本くらいにしておいた方が上手くいきやすいですよ。
そして、束ねるときは花が重なってしまわないようにズラすことをおすすめします。花の位置が重なると、風通しが悪くなり、こちらも失敗の原因になることがあります。花はなるべく高さをずらしてあげてくださいね。
また、麻紐で束ねる前に、輪ゴムでしっかり束ねておくと良いですよ。
と言うのも、カーネーションの茎は乾いてくると細くなっていきます。そのため麻紐だけだと吊るしていて乾いてくると、紐から抜け落ちてしまう可能性があります。
輪ゴムで束ねておけば、茎が細くなっても落ちることはほとんどありません。
しばるときのポイントをまとめると
- 束ねる量は少なめ
- 花の高さはズラす
- 麻紐の前に輪ゴムで束ねておく
さかさまに吊り下げる
麻紐でしばったカーネーションを吊り下げます。
ポイントは吊り下げる場所の選び方です。
ドライフラワーを作るのにぴったりの場所は
- 風通しが良い
- 湿気が少ない
- 直射日光が当たらない
という条件に当てはまるところです。
失敗しないためにも、良い場所を探してみてくださいね。
乾くまで待つ
条件の良い場所に吊り下げたら、あとは乾くまで待つだけです。
カーネーションは水分が多い花なので、少し時間がかかります。
花の状態や吊るしている環境にも左右されますが、完成までのおおよその目安は2週間ほど。
花から水分が完全に抜けたら完成です。
関連記事 吊るすだけで簡単ドライフラワー!ハンギング法の作り方とは?
シリカゲルを使う方法
ふたつめにご紹介する作り方は、シリカゲルという乾燥剤を使った方法です。
この方法は、ほとんど道具を必要としなかったハンギング法とは違い、シリカゲルを用意しないといけません。
シリカゲルを使う方法の特徴は、花の色を残しやすいことです。ハンギング法と違って、退色が少なく、花の色を活かしたドライフラワーを作ることができます。
用意するもの
シリカゲルを使う方法で必要なものは
- シリカゲル
- 密閉できる容器
この2つです。
シリカゲルは食品用のものではなく、粒の小さな「ドライフラワー用」のものがおすすめです。
食品用のものは粒が大きくて、カーネーションの花びらの隙間に入っていくことができず、うまくいかないことも。
ドライフラワー用のシリカゲルであれば、粒も小さくて花びらの隙間などにもしっかりと入れられますよ。
容器は、タッパーなどフタができるものなら大丈夫です。もちろん、カーネーションがすっぽり入る大きさのものが必要ですよ。
シリカゲルを使ったドライフラワーの作り方
シリカゲルを使ってカーネーションをドライフラワーにする手順は
- 容器にシリカゲルを1、2センチ敷く
- 花材を入れる
- シリカゲルで花材を埋める
- 蓋をして乾燥
- 乾燥させた花を取りだす
カーネーションをシリカゲルで埋めてしまうイメージですね。
それでは各手順のポイントをみていきましょう。
容器にシリカゲルを1、2センチ敷く
まずは容器にシリカゲルを敷いていきましょう。
あまり厚くする必要はありませんよ。
花材を入れる
敷いたシリカゲルの上にカーネーションを置きます。茎をカットして花だけ並べても良いですし、茎のついたまま入れてしまっても大丈夫です。
ただ、茎のついたまま1輪まるごとドライフラワーにするには注意点が2つあります。
ひとつは花材がしっかりと入れられる容器が必要となります。例えば長方形のタッパーなどですね。
もうひとつは、容器が大きくなればなるほど、使うシリカゲルの量が増えてしまうこと。
1輪まるごとドライフラワーにするときは、この2点に注意してくださいね。
シリカゲルで花材を埋める
シリカゲルの上に置いたカーネーションに、シリカゲルを追加して完全に埋めてしまいます。
シリカゲルを勢いよくかけるとカーネーションの花が潰れてしまったりするので、やさしくかけてあげてくださいね。
蓋をして乾燥
カーネーションをシリカゲルで埋めたら、蓋をして冷暗所で保管しておきましょう。
完成までの期間は、花の状態などにもよりますが、だいたい2週間ほどですね。
作った日を忘れないように、容器に入れた日を書いたメモを貼っておくと、「あれ?もう2週間たったっけ?」とならずに済むのでおすすめですよ。
乾燥させた花を取りだす
2週間たったら、中のカーネーションを取り出します。
ドライフラワーのカーネーションは崩れやすいので、やさしく取り出してあげてくださいね。
シリカゲルが花びらの隙間などにくっついているときは、筆などでそっと取り除くと良いですね。あまり力を入れると崩れてしまうので、特に注意したい作業です。
関連記事 シリカゲルを使って手作りドライフラワー!作り方や注意すべき点は?
カーネーションのドライフラワーの保管方法
カーネーションのドライフラワーは、
- 湿気が少ない
- 直射日光が当たらない
このような場所に置いてあげてください。
湿気は、ドライフラワーが痛んでしまう原因になります。ほかにも直射日光が当たると色があせてしまう原因に。
湿気と直射日光は必ず避けたいですね。
また、シリカゲルで作ったカーネーションのドライフラワーは、空気中に置いておくと退色しやすいです。
可能であればガラスの容器など、フタができるものに入れておくと劣化の速度をゆっくりにすることができますよ。
関連記事 ドライフラワーの保存方法とは?長持ちさせるポイントや道具を紹介!
カーネーションをドライフラワーにして長く楽しもう
この記事では、カーネーションのドライフラワーを作る方法について2種類ご紹介しました。
その2種類の方法は
- 吊るして乾かすハンギング法
- シリカゲルを使う方法
この2つです。
それぞれ特徴をざっくりまとめると
ハンギング法は
- 手軽にできる
- アンティーク風の色合い
対してシリカゲルを使う方法は
- シリカゲルが必要
- 花のきれいな色合いを残す
となります。
できあがりのイメージが違いますので、好みに合わせて使い分けてくださいね。
そして、ステキなカーネーションのドライフラワーを作ってみてください。
関連記事 ドライフラワーの作り方|初心者さんでも簡単に作れる4つの方法