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こんにちは、いのりです。
ぶくぶくの愛称で人気の投げ込み式フィルター「水作エイトコア」。
高いろ過能力が注目されがちですが、拡張性の高さも人気の理由のひとつ。
というのも、水作エイトコアは機能を拡張できるオプションパーツが豊富なんです。
この記事では、水作エイトコアの機能を強化してくれる、拡張パーツについてご紹介していきます。
水作エイトコアの拡張パーツ
水作エイトコアは機能を強化してくれるアイテムがたくさんあります。
その中でも、今回ご紹介したいのが
- エアパイプユニット
- ダストラップ
- 追加用底面プレート
の3つ。
早速、それぞれの特徴をみていきましょう。
エアパイプユニット
エアパイプユニットは、水面に自然な水流を作り出すことができるパーツ。
水作エイトコアに取り付けることで、ぶくぶくと泡が出てくる吐出口を水面まで伸ばすことができるんです。
おすすめポイント
このアイテムのメリットは
- 水面付近に水流を作れる
- 水流をゆるやかに
- 水流の向きが調節できる
- 泡のしぶきを軽減
です。
エアパイプユニットは水面付近に、ゆるやかな流れを作ることができます。
そのため、強い流れが苦手な、金魚やメダカにとって優しい環境に。
水流の向きも調節することができるため、例えば壁面に向けて流れを作ることで、さらに水流を弱めたりといったことも可能ですね。
また、水作エイトコアのようにぶくぶくとエアレーションすると、泡がはじけたときの水しぶきが気になることも。
その水しぶきをすこし軽減してくれる効果も期待できますよ。
気を付けたいポイント
良い面の多いエアパイプユニットですが、導入については気を付けたい点も。
それは
- 水深がある程度必要
- ちょっと目立つ
という2点。
エアパイプユニットは長さがあるため、水深(高さ)が無い水槽ではうまく使えません。
そのため、購入前にサイズを確認して、使おうと思っている水槽にあうかどうかを検討しておきたいですね。
なお、エアパイプユニットを取り付けた水作エイトコアの高さは、ざっくりですが
エイトコアS | エイトコアM | |
---|---|---|
ユニットパイプ ミニ | 190~270(mm) | 225~305(mm) |
ユニットパイプ S | 215~320(mm) | 250~355(mm) |
ちなみに、パイプが長すぎた場合、手間がすこしかかってしまいますが、パイプをカットするなどして調節することもできますよ。
また、水作エイトコアから水面に向かってパイプがにょきっと立つかたちになりますので、ちょっと見た目が目立ってしまいます。
人によっては、この見た目が気になってしまうかもしれませんね。
エアパイプユニットは、水深と見た目に気をつけてしまえば非常に使いやすいアイテムです。
特に金魚やメダカといった水流が苦手な生体の飼育では強い味方になってくれますよ。
ぜひ使ってみてくださいね。
ダストラップ
ダストラップは水作エイトコアの底に取り付けることで、ろ過能力をアップさせてくれる拡張パーツです。
主に糞が多く、水を汚しがちな生体を飼育している水槽で力を発揮してくれますね。
おすすめポイント
ダストラップの特徴は
- 糞やゴミを簡単に集められる
- メンテナンスが簡単
です。
水作エイトコアの、底から水を引き込む構造を利用し、水槽内のゴミを吸い込んで集めることができます。
集めたごみは、ダストラップ内に溜まっていくので、あとは取り出して捨てるだけです。
糞などが分解されていく前に集めて捨てることができるので、水をキレイに保ちやすくなりますね。
また、構造もよく考えられていて、メンテナンスがとても楽なのもダストラップの特徴。
溜まったゴミを捨てるために水槽から取り出したとき、ダストラップ内の飼育水が外にこぼれないような構造になっているんです。
そのため、メンテナンスする際に、水槽の中にゴミが散らばることがありません。
気を付けたいポイント
ダストラップを使うときに気を付けたい点は
- ベアタンクでの使用が推奨
です。
底に砂利などがあると、ゴミや糞を集める効率が落ちてしまうからですね。
[safe title=”ベアタンクって?”]ベアタンクとは、底に砂利やソイルなどの底床材を敷いていない水槽のことです。
こちらのページでも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
関連記事 ベアタンクとは?メリットやデメリット、向いている生体をご紹介
[/safe]どうしても砂利などがある水槽で使いたいな、という場合は
- 底床材には埋めない
- なるべく垂直に設置
すると良いですね。
それでもベアタンクの水槽と比べると、効果は落ちてしまいますが…。
フィッシュレットとの違い
ダストラップとよく似たアイテムに「フィッシュレット」というものがあります。
フィッシュレットも同じように、糞やゴミなどを集めてくれるフィルターです。
ダストラップとフィッシュレットはふたつともとても良い商品、どちらを選んでも非常に便利です。
ただ、使い分けるとするならば、大型魚などの飼育で、ゴミを集めるパワーの強さを求められる場面ではフィッシュレットが向いていますね。
逆に、小さめの水槽にはダストラップが使いやすいです。
上手に使い分けてみてくださいね。
関連記事 フィッシュレットは水を汚しがちな中型から大型の生体にぴったり!
【フィッシュレット】水を汚しがちな中型から大型の生体にぴったり!
追加用底面プレート
こちらは、追加用底面プレートと呼ばれているアイテム。
取り付けることで、水作エイトコアに底面式フィルターの効果を追加できます。
使用できる環境は限定されますが、水作エイトコアのろ過能力をぐっと高めてくれる拡張パーツですよ。
おすすめポイント
追加用底面プレートの特徴は
- 砂利に埋めて使用
- ろ過能力を高めてくれる
です。
水作エイトコアのろ過能力を改善してくれることが最大のメリットですね。
追加用底面プレートは、水作エイトコアの底に取り付けるパーツです。
取り付けたあと、砂利に埋めてあげることで、水作エイトコアに吸い込まれる水が砂利の中を通るようになるんです。
こうすることで、砂利そのものを「ろ材」として使うことができるようになり、フィルターとしてのろ過性能がアップすることに。
この構造は、底面式フィルターと同じですね。
関連記事 底面式フィルターの特徴と使い方のポイント
砂利をろ材として使用できるため、ろ材の量が劇的に増加。
水作エイトコアのろ過能力を高めたいときには非常に頼りになるアイテムです。
気を付けたいポイント
追加用底面プレートを使うときに気を付けたい点は
- ベアタンクでは使えない
- ソイルとの相性は良くない
- 立ち上げた後の水槽には導入が大変
の3つ。
まず、追加用底面プレートは底床に砂利などが無いと意味がありません。
ろ材として活用できるはずの底床材がないからですね。
そのため、何も底に敷かないベアタンクの水槽では使うことができません。
また、水草水槽などでよく使われるソイルとの相性もあまり良くないですね。
ブルカミアなど、例外的に相性が悪くないソイルも一部ありますが。
関連記事 【ブルカミアD】高いろ過能力と水質安定能力が特徴の超高機能ソイル
相性が良いのは、大磯など砂利系の底床材。
砂利系であれば、良い働きをしてくれますよ。
関連記事 大磯砂は水槽用砂利の定番
このように、追加用底面プレートは砂利などの底床材に埋めて使います。
その性質上、立ち上げている水槽に後から導入するのは結構たいへん。
すでに砂利などが敷いてあると、底面プレートを付けた水作エイトコアを埋めるのが難しいからですね。
そのため、このアイテムを使う場合は、水槽を立ち上げるときに導入する必要があります。
この点にも注意したいですね。
水作ボトムフィルターの拡張にも
この追加用底面プレートは、水作エイトコアに取り付けられるだけではありません。
水作から販売されている「水作ボトムフィルター」にも接続することが可能です。
この追加用底面プレートを取り付けることで、ろ過できる面積を増やすことができますよ。
拡張パーツで水作エイトコアを強化しよう
この記事では、水作エイトコアをパワーアップさせてくれる商品についてご紹介しました。
今回ご紹介したアイテムは
- エアパイプユニット
- ダストラップ
- 追加用底面プレート
の3つ。
エアパイプユニットは、水面にゆるやかな水流を作ることができるアイテムです。
水作エイトコアの水流を弱めたり、向きを変えたりすることができます。
また、泡がはじけたときの水しぶきを少し軽減する効果も。
ダストラップは、水槽内の糞やゴミを集めてキャッチしてくれます。
ベアタンクじゃないと効果はあまりないという注意点はありますが、糞などを強力に集めてくれ、手軽に捨てられるというのはとても魅力ですね。
そして、追加用底面プレートは水作エイトコアに底面式フィルターの機能をプラスできるアイテム。
こちらはダストラップと違い、ベアタンクではなく砂利が敷いてある水槽で力を発揮してくれます。
底床材をろ材として活用できるため、水作エイトコアのろ過能力をぐっと高めることができますよ。
これらの拡張アイテムを使って、水作エイトコアを上手に使ってみてくださいね。
以上、いのりでした。